ウィローモスと南米ウィローモスの育て方・増やし方と活着のコツ

ウィローモスと南米ウィローモスの育て方と活着のコツ

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ウィローモスと南米ウィローモスの育て方

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アクアリウムの活着苔 ウィローモス

ウィローモス

  • 学名:Fontinalis antipyretica
  • 適応水質:酸性~弱アルカリ性 軟水~弱硬水
  • 適応温度:18℃~30℃
  • 育成難易度:やさしい
  • 二酸化炭素添加:強制添加は無くても育ちますがあったほうが色鮮やかに育てる事ができます。


    ウィローモスと南米ウィローモスの違い

    ウィローモス

    ウィローモスとはクロカワゴケ(Fontinalis antipyretica)やミズキャラハゴケ(Taxiphyllum barbieri)など数種の水生コケの総称でアクアリウムではこれらをまとめてウィローモスと呼んでいます。

    ウィローモスは世界中の川や湖などに生息しており、日本でもみられる水草で水中葉は糸状の細長い葉を密集させ、繊細さと自然な雰囲気を水槽内に作り上げます。

    そのためアクアリウムの世界では流木などに活着させて自然な水景を作るのに非常に重宝されています。

    南米ウィローモス

    ウィローモスは葉のつき方にあまり規則性はありませんが、南米ウィローモスは三角形を形成するように細かい葉をつけるので他のウィローモスとは違った感じになります。

    その特性からか南米ウィローモスは活着力がウィローモスに比べて弱いため水槽内でも使い分けが必要となってきます。

    またウィローモスは熱帯魚の稚魚などの隠れ家や産卵床などとして使用されることも多く、水槽内にウィローモスを入れておくだけでエビや熱帯魚の産卵成功率が高まることもあります。


    ウィローモスと南米ウィローモスの育て方

    ウィローモス、南米ウィローモス、どちらのウィローモスも育成は容易です。

    適度な光量と二酸化炭素の添加で綺麗に育てることができ、流木や岩などに活着させて育成するのが一般的です。

    ここで・・・適度な光量というのが解らない人もいるかもしれません。そのような時はウィローモスが気泡を付けるかどうかで判断しましょう。

    ウィローモスはリシアなどに比べると活発に光合成をおこなう水草ではないのでそんなにたくさんの気泡を出すことはありませんが、光量が足りていれば綺麗な気泡を葉につけます。

    照明を点灯して2時間後くらいに気泡を付けていれば光量、二酸化炭素量ともに足りている一つの目安になります。

    もし全く気泡を付けていないようなら光量が足りていないかもしれません。

    ただ先にも述べましたように光合成を活発に行う水草でもないので気泡が付かない=生長していないではなく、弱いレベルで光合成をおこない生長している場合もあります。

    よって気泡が付くかどうかは一つの目安なのです。もし活発に光合成を行わせて今以上に元気に育てたいのでしたら照明の検討をしてみることをお勧めします。


    ウィローモスの肥料

    光と二酸化炭素が足りるようになるとウィローモスは順調に生長をはじめ、初めてここで肥料(栄養)が必要となってきます。

    ウィローモスの生長に対しては液肥が有効的ですが、栄養豊富な水槽内では苔に見舞われる事もあります。

    コケ対策としてヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどのコケを食べてくれる生体をいれておくとよいでしょう。

    ヤマトヌマエビとミナミヌマエビについてはどっちがお勧め?!ヤマトヌマエビとミナミヌマエビ徹底比較にて情報をまとめてありますのでエビの投入を検討されている方はこちらも合わせてご覧ください。

    液肥の量は水槽内のコケの量を決めると言っても良いほどコケの発生に影響を与えます。

    よって使用量は容器に記載されている量をもとに初めは少ないかなくらいで投入するようにしましょう。

    入れ過ぎるとあっという間にコケまみれなんてこともよくある話です。ただそれだけ肥料効果が高く、ウィローモスに対しても効果が見込めることは事実です。


    ウィローモスは順調に成長するほど葉がたくさん増えるので水の淀みを作りやすくもなります。

    そのようなときは定期的にトリミングや掃除を行い淀みを作らないようにしましょう。

    重なり合ったウィローモスや淀みのある場所のウィローモスは枯れやすい上にコケの原因にもなりますので注意してください。

    トリミングで重なり合う葉を間引いたら、底床クリーナーなどを使用し葉を優しく揺するように排水をすると溜まったゴミを綺麗に吸い出せます。

    ウィローモスを綺麗に育てるコツの一つが小まめな掃除による水質管理なのです。ゴミが溜まり、水質が悪化すればコケが生えたり、水草そのものが調子を崩すのは当然のことです。

    そのような状態にならないように常に水質には気を使いましょう。



    ウィローモスを流木に活着させる

    水槽内で苔生した感じの流木を作り上げる水草として用いられるのが流木に活着させたウィローモスです。

    ウィローモスが流木に活着する姿は短期間のうちに水槽内の時の流れを変えあたかも長い年月をかけて流木からコケが生えたかのような光景を作り上げることができます。

    そんな不思議で魅力的な水景は他の水草では真似のできないウィローモスの最大の魅力と言えるでしょう。そんなウィローモスの魅力を最大限に引き出すための活着方法についてふれてみましょう。

    ウィローモスを流木に活着させる方法は細かくしたウィローモスをテグスや木綿糸などで流木に巻きつけるのが一般的で、活着を成功させるためのコツは薄く少なめに巻くことです。

    はじめのうちはウィローモスが少ないと少し寂しい感じに思えますが、最初から厚く巻こうとするとウィローモス同士が重なり合い、重なり合った下の葉は光が上手く当たらず生長が鈍ってしまいます。

    よってしっかりと光が当たり伸び伸びと生長できるように薄めに巻くようにしましょう。

    流木に巻きつけたウィローモスは時間の経過とともに流木と接している面から徐々に活着をはじめます。

    逆に言えば厚く巻き過ぎて流木と接していないようなウィローモスばかりになってしまっては活着はなかなかしないという事になるのです。

    最近ではウィローモスを流木に巻き付けたものも多く販売されていますので自分で巻きつけて活着させるのがめんどくさい方などはそのようなものを購入しそのまま水槽に投入すればその日のうちにいい感じのレイアウトが完成してしまいます。

    好きな形の流木を見つけて一から作り上げる面白さ、流木にウィローモスを巻きつけてあるものを取り入れる手軽さ。どちらを選びますか。



    ウィローモスと南米ウィローモスの手入れとトリミング

    管理方法はどちらもさほど違いはなく定期的なクリーニングとトリミングで健康な状態を保つ事ができます。

    クリーニングとは他の水草ではあまり使わない言葉ですが、ウィローモスの管理についてあえてクリーニングと言った表現をさせていただきます。

    クリーニングとは葉が細かい上に密生する水草ですので定期的に葉を揺するように隙間のゴミを拡散させてあげる方法です。

    水槽内にしっかりとした水流があれば問題はないのですが、レイアウト全てのウィローモスに上手く水流があたる事は無く、流木の陰や大きな水草の陰になるような場所のウィローモスはゴミが溜まりやすいのでこのような管理が効果的になってきます。

    ウィローモスも南米ウィローモスも成長は緩やかですが、長年管理しているとどうしてもトリミングにて対応しなければいけない時期もあります。

    トリミングをサボると光の当たらない場所のウィローモスは枯れてしまい茶色くなってしまいますし、レイアウト的にも理想のレイアウトが崩れてきたらやはりトリミングを行わなければなりません。

    ウィローモスのトリミングの方法は特に難しい事は無く自由にハサミを入れて問題ありません。

    ただカットの際に出る細かい葉がフィルター詰まりの原因になってしまいますのでカットの際は一度フィルターを止めてから行うようにしましょう。

    ウィローモスと南米ウィローモスの増やし方

    ここまでお読みいただいた方はお気づきかとは思いますがウィローモスの増やし方については特に説明はいらないと思います。

    トリミングを行い余ったものを新しい流木やストーンに巻きつけておけば自然と増えてくれます。

    ウィローモスが茶色くなる・枯れる

    ウィローモスや南米ウィローモスが茶色くなったり、枯れてしまう原因は水質の悪化か光量不足が大きく影響しているようです。

    まずウィローモスに限らず水草は熱帯魚やメダカなどの排泄物や餌の食べ残しなどにより水が汚れてしまうと元気に成長できなくなってしまいます。

    適度な排泄物などはバクテリアによって分解され水草の栄養になりますが、過剰な排泄物などは害となってしまいますので水質の管理には注意しましょう。

    またウィローモスには強い光は必要ありませんが、やはり水草ですので必要最低限の光が不足してしまうと光合成に障害がおきてしまいますので蛍光灯などでしっかり光量を確保してあげましょう。

    特に注意が必要なのがある程度生長してウィローモスにボリュームが出たの重なり合った下の方の葉です。

    元気に生長することは望ましいことなのですが、適度なトリミングにて状態を維持してあげないと生長した葉の影になった葉は光が当たらずに茶色く枯れ込んでしまいます。

    ウィローモスマットとドームの活用

    ウィローモスマット

    ウィローモスと言えば流木に巻きつけて活着させ自然な雰囲気を作り出す水草として定着していますが、流木レイアウトはハードルが高かったり、小型水槽で流木はなかなかうまく利用できない場合などはウィローモスマットやドームなども販売されています。

    自然観と言った面ではやはり流木レイアウトには勝てませんが、ウィローモスや南米ウィローモスの魅力を楽しみたい方にはお手軽な方法と言えるでしょう。



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