ホテイアオイ(ホテイ草)の育て方|越冬・枯れる理由・株分けと増やし方

ホテイアオイ(ホテイ草)の育て方|越冬・枯れる理由・株分けと増やし方

ホテイアオイ(ホテイ草)の育て方|越冬・枯れる理由・株分けと増やし方

ホテイアオイ
ホテイアオイ

学名:Eichhornia crassipes
適応水質:酸性~弱アルカリ性 軟水~弱硬水
適応温度:18℃~30℃
育成難易度:やさしい
二酸化炭素添加:無くても育つ

ホテイアオイと言えば水草水槽などがブームとなるかなり前から金魚やメダカの水槽や池などに使用されている水草として知られている植物です。

ホテイアオイは葉柄の部分が膨らみ浮き袋の役目を果たしているため水中に葉全体が沈むことは無く、そのイメージから水草と呼ぶよりは浮き草として親しまれているかもしれません。

水草の中でも老若男女を問わず非常に認知度の高い水草ですので、ここではあえてホテイアオイの分類や原産国など難しい話は置いておいて身近な話をしていきましょう。

ホテイアオイには日当たりが大事

ホテイアオイは日当たりの良い環境で水を切らさないようにすれば、ほとんど枯れることはない非常に丈夫な水草です。

生長は早く、根からの栄養吸収も旺盛な為、水槽や池などの水質浄化にも大きく貢献するため、スイレン鉢や池などのビオトープでは金魚やメダカとの相性も非常に良い水草です。

一昔前の水草水槽だと照明は蛍光灯を水槽の上に据え置きするタイプが多く、そのような形状からホテイアオイなどの高さが出る浮き草は利用することが出来ませんでした。

ただ近年、照明も様々な種類のものが販売されるようになった為、吊り下げタイプのものやスタンドタイプのものを利用すれば室内水槽でもホテイアオイは育成出来るようになりました。

ホテイアオイの花
ホテイアオイの花

水槽内で活発に光合成を行い、気泡をつけるような鮮やかさや水流に靡くような繊細さは持ち合わせていませんが艶のある丸みを帯びた葉や上手く育てれば青紫色の綺麗な花を咲かせるなど魅力的な一面も持ち合わせている水草と言えます。

ただそれ以上に何と言っても丈夫である事が最大の魅力かもしれません。

いろいろな水草に挑戦してみたけれどどうしてもコケだらけになってしまったり、枯れてしまったりと水草育成を半ば諦めかけている方にはお勧めの水草かもしれません。

なんだか水槽がもの寂しい時や本格的な水草育成をするほど設備にお金もかけれない時などにはホテイアオイを育ててみるのも得策かもしれません。

なんせ浮かせておくだけで二酸化炭素の添加なども必要無いですし、トリミングなどの手間も殆どかかりません。

それでも水槽に入れておけば自然な雰囲気を楽しめる上に、水槽内の水質も浄化してくれる、上手く育てれば綺麗な花まで咲かせてくれるのですから至れり尽くせりではないでしょうか。

さらに根は金魚や熱帯魚達の餌になることもあれば隠れ家や産卵床になることもあります。

小さな金魚鉢やガラスケースなど、立派なろ過フィルターを設置出来ないような飼育スタイルにも浮かせておくだけで水質浄化のお手伝いをしてくれるのですから一緒に飼っている熱帯魚などにもいい効果をもたらしてくれることは間違いないでしょう。

ホテイアオイが枯れる理由と越冬

ホテイアオイは水質の悪化や環境の変化に対しては非常に丈夫な一面を見せる水草ですが低光量と寒さには弱い面があります。

屋外のビオトープや池などでは冬になると葉は枯れ茶色くなってしまいますので、出来れば冬場は寒さの凌げる場所で育成してあげることをお勧めします。

枯れたホテイアオイ
枯れたホテイアオイ

地域差にもよりますが、枯れてしまっても僅かに残った株があれば翌年には新芽を出して成長することもありますので、屋外において絶対に冬越し出来ないというわけでもありません。

よって冬場に茶色く枯れた感じになってしまってもそのまま捨ててしまわずに春まで様子を見てみてはいかがでしょうか?もしかしたら忘れかけた頃に可愛い新芽を出しているかもしれません。

ホテイアオイの増やし方と株分け方法

ホテイアオイの子株
ホテイアオイの子株

ホテイアオイは元気に生長すると脇から太めのランナーのようなものを出して子株を作ります。その子株がある程度大きくなり、しっかり根が生えてきたら親株の付け根からランナーをカットしてしまって問題ありません。

ホテイアオイの水換え

ホテイアオイは丈夫で生長の早い水草ですのでその分根からの栄養吸収も旺盛です。

金魚や熱帯魚などの排泄物からバクテリアの力によって作り出される窒素分などを栄養として生長していきますので、あまり頻繁に水換えを行い過ぎて綺麗な水にし過ぎると逆に栄養不足になり上手く成長しないこともあります。

よってホテイアオイを入れてある水槽などではコケが生えて見苦しくならない程度でしたらそのままにしておいた方がいいこともあります。

いかかでしょうか、ネイチャーアクアリウムとはいきませんが古来より日本人に親しまれてきたホテイアオイの魅力を再度見つめ直してみるのも面白いかもしれません。

色々な浮き草
色々な浮き草

また、ホテイアオイなどのように水面に浮かんで育つ浮草には他にも多くの種類が存在しますのでホテイアオイと一緒にそれらの浮草も育ててみるとさらに自然観あるアクアリウムやビオトープになること間違いないでしょう。

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