ホテイアオイでメダカや金魚が死ぬ?ホテイアオイの毒性とメダカの死

ホテイアオイでメダカや金魚が死ぬ?ホテイアオイの毒性とメダカの死

ホテイアオイでメダカや金魚が死ぬ?ホテイアオイの毒性とメダカの死

ホテイアオイとメダカ

ホテイアオイ(ホテイ草)を入れたらメダカや金魚が死んでしまったというような話を聞いたことがありますが、本当にホテイアオイを入れるとメダカや金魚が死んでしまうのでしょうか?

そんなホテイアオイの毒性とメダカや金魚が死んでしまう理由の関係についてご紹介いたします。

ホテイアオイの毒性でメダカや金魚が死ぬ?

まず結論から言うとホテイアオイを入れることによってホテイアオイから放出される毒性によってメダカや金魚が死んでしまうことはありません。

ホテイアオイ(ホテイ草)には水質浄化能力があり、メダカや金魚にとっては有益な面は多くありますが、メダカや金魚を死なせてしまうような毒性は持ち合わせてはおりません。

ただホテイアオイが放出するアレロパシーと呼ばれる効果が一部の植物の生長を抑える効果があることやホテイアオイが起因でメダカや金魚が死んでしまう事例もあることから毒性があると誤解されることもあるようです。

ホテイアオイの毒性?アレロパシーとは

アレロパシーとはある植物が他の植物の生長を抑える物質(アレロケミカル)を放出したり、あるいは動物や微生物を防ぐ効果の総称で「他感作用」ともいう。

引用:Wikipedia アレロパシー

このようにホテイアオイには他の植物の生長を抑える効果のある物質を放出する特徴があることからネガティブなイメージがあるのかもしれません。

ただホテイアオイにアレロパシー効果があるからと言ってビオトープなどで他の浮草や水草などと一緒に育てることができないのかと言えばそんなことはありません。

自然の中で大きく生長したホテイアオイや群生したホテイアオイならその効果も大きいかもしれませんが、個人での育成や小さなホテイアオイではほとんど気にならないレベルの問題です。

事実、ホテイアオイを浮かせた水槽やビオトープなどは普通にあちらこちらで見かける風景です。

よって個人での育成ではホテイアオイの毒性やアレロパシーの問題は特に気にする必要のないものです。

アレロパシーの問題意外にもホテイアオイにはネガティブなイメージが多く、世界各地で人々を困らせている問題が起きているのも事実です。

ホテイアオイは寒さに弱い為、冬には枯れてしまいます。

枯れた葉は徐々に腐敗して悪臭を放つようになります。その量が多いとその匂いが気になるなどの苦情が出ることもあります。

また、水上で大繁殖したホテイアオイが人の生活の障害になることあります。

世界各地の川では大繁殖したホテイアオイが水の流れを滞らせ、漁業や水上輸送の妨げとなっています。

そのような理由から「青い悪魔」や「フロリダの悪魔」、「ベンガルの恐怖」など様々な異名をつけられています。

一部引用 Wikipedia ホテイアオイ

このような問題はホテイアオイに限ったことではないのですが、ホテイアオイの繁殖力の強さからその量がいろいろな面で問題視されることがあります。

ホテイアオイによってメダカや金魚が死んでしまうという問題から少し逸れてしまったので話を戻しましょう。

ホテイアオイによってメダカや金魚が死んでしまう原因がホテイアオイの毒性ではないということはご理解頂けたとおもいますが、それでは何故ホテイアオイを入れたらメダカが死んでしまったと言うような話があるのか?

事例をもとに検証していきましょう。

ホテイアオイによってメダカや金魚が死んでしまう事例

事例①水面を覆い尽くすほどホテイアオイが増えたらメダカや金魚が死んでしまった。

事例②ホテイアオイの根が底の土まで届くようになったらメダカや金魚が死んでしまった。

このような場合にはメダカや金魚が死んでしまうこともあります。

その原因について一つずつご説明いたします。

まず、水面を覆い尽くすほどのホテイアオイの繁殖による問題は水中の酸素欠乏による酸欠死です。

ホテイアオイは日中太陽の光を浴びて光合成を行います。光合成により水中には多くの酸素が供給されます。

このことは多くの人が知っている植物の働きでしょう。

しかし、あまり知られていない事実として植物は夜になると光合成を止め、呼吸だけをするようになるので酸素を消費します。

光合成が止まり酸素の供給が無くなり、酸素の消費だけが行われるようになると水中の酸素量が減っていくことになります。

詳しくは「ホテイアオイ(ホテイ草)がメダカの酸欠死を起こす理由と対処法」をご覧ください。

次に根の伸び過ぎによるメダカや金魚の死についてですが、これは稀なケースでホテイアオイのあまりにも勢いよく伸びた根の中にメダカなどが絡まって身動きが取れなくなってしまい死んでしまうことがあります。

そのようことにならないように定期的にホテイアオイの根の手入れをしてあげましょう。

このような問題を回避出来ればホテイアオイはメダカや金魚にとって有益な面の方が多いですので積極的にメダカや金魚の飼育環境に加えてあげたいものです。

花季になれば紫色の鮮やかな花を咲かせるホテイアオイは鑑賞用に育成されることもあります。