ホテイアオイとメダカを室内水槽で育ててメダカの卵を産ませる

ホテイアオイとメダカを室内水槽で育ててメダカの卵を産ませる

ホテイアオイとメダカを室内水槽で育ててメダカの卵を産ませる

水槽に浮かぶホテイアオイ

浮き草のホテイアオイ(布袋葵)とメダカを室内水槽で育てる事はできるか?屋外飼育と室内飼育では何が違うのか?ホテイアオイは室内水槽育成では枯れてしまうのでは?そんなホテイアオイとメダカの室内飼育に関する疑問にお答えします。

またホテイアオイとメダカの室内水槽飼育でメダカに卵を産ませる方法などについてもあわせてご紹介いたします。

ホテイアオイとメダカを室内水槽で育てる

ホテイアオイとメダカ飼育と言えば屋外でのビオトープなどがよく知られています。太陽の光をいっぱい浴びて元気に育つホテイアオイとその水面下で泳ぐメダカの姿は心安らぐものです。

そんなメダカとホテイアオイをいつでも見ていたい。冬が近づき外気温が下がってきたので室内水槽での飼育に切り替えたいなど様々な理由でホテイアオイとメダカの室内飼育を検討することがあるはずです。

実際にホテイアオイとメダカを室内で育てるために気をつけることは何か?

ホテイアオイとメダカを室内水槽で育てる時に気をつける点は

①日照量と日照時間の管理
②水温の管理
③メダカの餌の与え方
④水質悪化の対策
⑤濾過フィルターの水流管理

屋外のビオトープなどでは気にかけなくて良かったことが室内の水槽飼育になると変わってきます。

理想としては屋外飼育と同じような環境を室内の水槽内で再現してあげることです。

ホテイアオイやメダカが元気に育つための環境づくりとして一つずつ項目を確認していきましょう。

まずは①の日照量と日照時間の管理についてですが、水槽用の照明を設置してあげることで室内での日照をカバーします。

室内照明だけでも明るくは見えますが、ホテイアオイが光合成を行うには照度が不足している場合が多いものです。よって水槽用の照明を設置することをお勧めします。

また照明の点灯時間をしっかり管理して日照時間の管理をすることも大切な要素のひとつです。

自然の中では季節によって太陽の出ている時間が変化していきますが、その日その日で大きく日照時間が変わったり、太陽の出る時間が変わる事はありません。

室内水槽での管理でも点灯時間がバラバラにならないようにデジタルタイマーなどで管理することをお勧めします。

照明は飼育者が水槽を眺めるためにつけるものではなく水槽内の生体の生活リズムを整えるためにつけるものであることをしっかり理解しておきましょう。

照明の点灯時間がバラバラになるとメダカの生活リズムが狂い病気になりやすいうえ、ホテイアオイの光合成サイクルもおかしくなってしまいますので気をつけたいところです。

②水温の管理については水槽用ヒーターを使用する管理方法とヒーターを使用しない管理方法があります。

水槽用ヒーターを使用すればそれだけ電気代はかかりますが、安定した水温を維持できるのでホテイアオイにとっては好ましい環境となります。

メダカに関しては水温が低くても室内であれば問題なく越冬はできますのでヒーターを必ず使用しなければならないということでもありません。

③メダカの餌の与え方については水温や水槽内のメダカの量によって変わってきます。

屋外ビオトープでは自然の恵みによって植物性プランクトンや動物性プランクトンが繁殖しやすいためメダカの餌は豊富にあるものです。よってメダカの屋外飼育では餌の量は少なめでも問題ありませんでした。

しかし室内水槽では植物性プランクトンや動物性プランクトンの繁殖は非常に少ないため、その点を補うためにもメダカにしっかりと餌を与えなくてはなりません。

また水槽内の水温によって餌の量も変わってきます。水槽用ヒーターを使用して水温を維持していればメダカの活性は高いため餌をたくさん食べますが、水温が低い場合には活性が下がるため餌はほとんど食べなくなります。

水温の変化とメダカの様子を確認しながら餌の量を調整するようにしましょう。

④水質悪化の対策としては定期的な水換えや濾過フィルターの設置などが挙げられます。

屋外飼育では豊富な微生物と元気に育つホテイアオイの力により水質浄化能力は高く維持されているものです。

しかし室内水槽では微生物は少なめ、ホテイアオイは屋外ほど元気には育たない。このような理由から水質の浄化能力は低くなってしまうものです。

その浄化能力が低いままメダカを飼育していると水は汚れやすくなります。水質が極度に悪化する前に定期的な水換えや濾過フィルターの設置により対策をしなければなりません。

⑤濾過フィルターの水流管理については水質管理のために濾過フィルターを設置する場合に限り気をつける点です。

メダカは田んぼや小川などの水の流れがほとんどない場所に好んで生息しています。

よってあまり流れの強い環境は得意ではありません。

濾過能力の高い濾過フィルターを回せば水質管理の面では効果的ですが、メダカにとっては常に泳ぎ続けなければいけないストレスに見舞われます。

濾過フィルターを設置する場合には水流を和らげる障害物を設置するなどしてメダカが休める場所を作ってあげるようにしましょう。

ホテイアオイは室内水槽で育てても枯れない?

ホテイアオイは要求日照量の高い水草ですので日当たりの良い屋外で育てることが望ましく、室内など光量の少ない環境で育てると徐々に衰弱して枯れてしまうこともあります。

しかし室内では絶対に育てられないというわけではなく、ホテイアオイの好む環境をしっかり理解し、照明を設置してあげることで室内でも育てることは可能です。

既存の照明設備がある場合にはその照明を使用してホテイアオイの光合成を促進させてあげましょう。

ホテイアオイの色が薄い。弱々しくなっている。全く成長している様子が見られない。そんな時には照明の光量が足りていないことが考えられますので光量の強い水草育成用照明などを検討してみると良いでしょう。

ホテイアオイはメダカの卵の産卵床になる

気温が上がる4月くらいから初秋にかけてはメダカの産卵シーズンです。室内水槽飼育でもメダカを健康的に育てていれば産卵は行われます。

またヒーターを使用して一年中水温を維持している場合には季節を問わずメダカの産卵を楽しむことができます。

メダカの産卵においてホテイアオイの根は非常に優秀な産卵床となります。

細かく密集した根はメダカの卵が食べられないように守ってくれる産卵床になります。

また稚魚が生まれてもホテイアオイの隙間に隠れることができるため稚魚の生存率を高める効果も期待できます。

ホテイアオイとメダカの室内水槽飼育まとめ

ホテイアオイとメダカを室内水槽で育てる事は可能ですが、屋外飼育に比べて難易度が高く、必要な設備も増えてきます。

ホテイアオイの成長具合を常に意識しながら足りないものがあれば補うようにしていきましょう。

ホテイアオイが元気に育つ環境であれば、必然的に水質は安定し、メダカにとっても住みやすい環境になります。