本当にタニシ!?タニシの種類と似た巻貝の違い

本当にタニシ!?タニシの種類と似た巻貝の違い

本当にタニシ!?タニシの種類と似た巻貝の違い

タニシ?
タニシ?

水槽やビオトープに突如現れる巻貝。子供の頃に用水路などで見かけたタニシに似ているけれどタニシなのか?

日本に棲息するタニシの種類とタニシに似た淡水性巻貝をご紹介いたします。

まず、淡水性巻貝の中でもタニシよりスマートで棲息域も異なる貝にカワニナがいます。

同じ淡水性の巻き貝であるカワニナが砂利底の清流を好むのに対して、タニシは泥の川を好み用水路や池、田んぼなどでよく見られます。

タニシの種類

カワニナ
カワニナ

川や池、水田に棲む巻き貝には多くの種類があり、殻が細長いものはカワニナと呼ばれ、丸みのある殻を持つ巻き貝を総称してタニシと呼ぶことが多いようです。

確かに川や池で巻き貝を見つけてその巻き貝の名前を正確に言える人の方が少ないでしょう。

日本には4種類のタニシ科の巻き貝が分布しており、水田に棲息するマルタニシ、主に沼や湖に棲むオオタニシ、沼や小川、小河川、水田や用水路などさまざまな環境に棲息するヒメタニシ、琵琶湖固有種のナガタニシです。

平均的な大きさはマルタニシで5cm程度、ヒメタニシで3.5cm程度の大きさになります。

ただ、環境が良ければさらに大きくなることもあり、マルタニシなどは8cmくらいまで育つという報告もあります。

タニシと間違いやすいジャンボタニシ

ジャンボタニシ
ジャンボタニシ

最近では外国からやってきた熱帯性のジャンボタニシに代表されるリンゴガイ科の貝類もタニシ科と同じ仲間だと思われています。

貝殻はタニシ科よりも丸く、球形に近いものが多いためその見た目からリンゴガイと呼ばれるようになりました。

タニシが二本の触角を持つのに対して、長い鞭状触角と短めの触角を一対ずつ持つことでタニシの仲間から容易に区別できるはずです。

ジャンボタニシは関東から沖縄にかけての地域では、暖かい時期(5月〜10月)に水田の畦や川岸に赤色(ピンク色)の卵の塊を産み付けます。

卵の大きさは3mmほどで孵化後の幼貝の大きさは2mmほどになります。

タニシの仲間には、マルタニシ、ナガタニシ、ヒメタニシ、オオタニシなどの種類がいますが、どの種も淡水性で泥川を好む性質は似ており、泥に含まれる有機物や水草などを濾し取るように食べます。

その点、ジャンボタニシはタニシ科よりも強靭な歯を持ち、水生植物や魚の死体などをかじりとるように食べます。

タニシより小さな巻貝

サカマキガイ
サカマキガイ

タニシ科の他にもタニシと称され易い淡水性の巻き貝は多く、その代表的な種はモノアライガイ、ヒラマキガイ、サカマキガイなどです。

これらの巻き貝は成長しても10mm〜20mm程度のものが多く、卵生で透明なゼラチン質の卵塊を産みます。

タニシに比べて貝殻が薄いため、中が透けるように透明感のある貝殻を持つものが多いのもこれらの貝の特徴です。

水槽内での繁殖力はタニシよりも強く、気がつくと水槽内に稚貝がたくさん歩いているようなこともあります。

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