ホテイアオイの花が咲かない 花の咲かせ方と時期

ホテイアオイの花が咲かない 花の咲かせ方と時期

ホテイアオイの花が咲かない 花の咲かせ方と時期

ホテイアオイの花

ホテイアオイはウォーターヒヤシンスとも言われるようにヒヤシンスのような青紫色の綺麗な花を咲かせます。そんなホテイアオイの花を楽しみに育てていても花が咲かないことがあります。なぜホテイアオイの花が咲かないのか?ホテイアオイの花が咲かない理由と花の咲かせ方や花の時期などについてご紹介いたします。

ホテイアオイの花が咲かない

ホテイアオイの花が咲かない原因にはいくつかあります。まずは順を追って確認していきましょう。

ホテイアオイが花をつけるにはそれなりのエネルギーを必要とします。よって株が小さ過ぎてまだ花を咲かせるだけのエネルギーを持ち合わせていなかったり、株が大きくても花を咲かせるための栄養が足りていなければ花を咲かせにくくなります。

ホテイアオイは浅い場所で育つと底の土に根を下ろし土から栄養分を吸収しますが、ある程度水深がある場所ではご存知の通り浮草として生活をしています。よって水中の栄養分を豊富にすることで根から栄養を吸収して生長していきます。

そのため水換えを頻繁に行なっている綺麗な水より多少濁った水の方がホテイアオイは元気に育つことが多いものです。濁ると言っても明らかに水質の悪化しているような環境では体調を崩すこともありますので適度なグリーンウォーターを維持できるように管理すると良いでしょう。

そのためにはメダカなどの生体を共存させると効果的です。メダカの糞や餌の食べ残しは濾過バクテリアによって分解され水中で窒素を形成します。

その窒素がグリーンウォーターの元である植物プランクトンやホテイアオイそのものの栄養となるのです。植物には水質浄化能力があるとよく言われますが、その働きこそが逆に考えればそれだけの栄養を吸収しているということになります。このような栄養環境を維持できるとホテイアオイは元気に育ち花を咲かせるようになります。

ここで一つ大切なことを後回しにしていました。ホテイアオイが栄養を吸収して花を咲かせるにはホテイアオイの活動が活発にならなければなりません。

そのために大切な要素が適正気温と豊富な太陽光なのです。どんなに栄養価に恵まれた環境でも気温が低かったり、太陽の光が弱かったりしたらその栄養分をしっかり吸収することができません。

最後の条件としてホテイアオイには花の開花時期があるため、ホテイアオイにとって好ましい条件を揃えても開花時期を外しているとこれもまた花は咲かないものです。

ホテイアオイの花の時期と寿命

ホテイアオイの花

ホテイアオイの花の開花時期は6月から10月の間で地域によって開花時期に差が出てきます。花が咲く気温に達し安定して暖かい日が続くことが開花の条件となるため開花の時期になってもそのような環境が整わなければ開花が遅れることもあります。

ホテイアオイの花は朝早くに開花して日没とともに萎れてしまい、翌日には他の蕾が開花し順番に花を楽しませてくれます。よって一つの花の寿命としては1日程度ですが、次々と開花するため株全体の花の寿命と考えると意外と長いものです。

咲き終わった花は結実のため茎が反り返り水中に頭を突っ込むようになります。その後水中に種を放出し新しい株が誕生するのです。

ホテイアオイの花の咲かせ方

ホテイアオイの花が咲かない理由のところでほとんど話してしまったのである程度は花の咲かせ方はご理解されているとは思いますが、再確認を含めてご説明いたします。

ホテイアオイは特別に花用の肥料などを与えなくても花は咲きます。開花のために一番大切な条件は気温と太陽光です。

ホテイアオイはとにかく日当たりの良い場所が大好きですのでベランダや庭の中でも日中の太陽光がしっかり当たる場所においてあげましょう。太陽光が朝からしっかり当たる場所では早い時間から水温が上昇し、ホテイアオイにとって最適な環境を作り上げてくれます。

しっかりとした育成環境のもと春〜夏の生長期に水中の窒素分を栄養としてしっかり育てることで開花時期になると立派な花を咲かせるようになります。ちょっとしたコツとして赤玉土を底床として入れておくと赤玉土に微生物が繁殖しやすく水質を安定してくれます。

微生物の働きにより生体の糞や餌の食べ残しは分解されホテイアオイの栄養になるという話をしましたが、その分解を行う微生物を増やすために赤玉土が効果的なのです。

まとめ

ホテイアオイの花を咲かせるために大切なことは、太陽光(日照時間と光の強さ)、気温(水温)、水中の栄養分です。もしホテイアオイの花が咲かないようでしたらこれらの要素を再確認してみてください。

イメージとしては「ワイルドに育てる」と言ったところでしょう。逆に大事にし過ぎて水換えを頻繁におこない常に透明な綺麗な水で育て、レースのカーテン越しのような優しい光に少しだけ当ててあげるような育て方では花が咲きにくくなってしまうものです。