ミナミヌマエビが繁殖しない・卵を産まない・増えない6つの理由

ミナミヌマエビが繁殖しない・卵を産まない・増えない6つの理由

ミナミヌマエビが繁殖しない・卵を産まない・増えない6つの理由

ミナミヌマエビは繁殖が容易で初心者にも増やしやすいエビとして知られています。しかしミナミヌマエビが繁殖しない。抱卵しない。増えすぎてしまうくらいの繁殖力のはずなのに増えない。そんなミナミヌマエビが増えない原因についてご紹介いたします。

ミナミヌマエビが増えない理由

ミナミヌマエビが増えない。ミナミヌマエビを増やすためにはミナミヌマエビの繁殖行動を促進し、卵を産ませて、抱卵させ、稚エビを孵化させるという繁殖における一連の流れがなくてはなりません。

しかしそのようなミナミヌマエビの繁殖における一連の流れが全くないのは何故か?考えられる原因を探ってみましょう。

ミナミヌマエビが増えない理由はいくつかあり、抱卵はするけれど稚エビが増えない。抱卵もしない。繁殖行動すらないなど様々です。それぞれの問題において考えられる原因について一つずつ確認していきましょう。

抱卵はするけれど増えない理由

ミナミヌマエビが抱卵(卵を抱える)姿は目にするけれど稚エビが増えない。そんな時は卵や稚エビがメダカや金魚などの混泳種に食べられてしまっている場合があります。

抱卵したミナミヌマエビや産まれたばかりの稚エビが襲われないように隠れ家となる場所をたくさん作ってあげるようにすると繁殖率が高まります。

その方法としては流木や水草などのレイアウト素材を用いてミナミヌマエビ隠れる場所を作るなどが一般的です。また、根本的に混泳をやめてミナミヌマエビの単独飼育に切り替えるなどの方法もあります。

食べられてしまう問題の他にも濾過フィルターに吸い込まれてしまうという問題もあります。親のミナミヌマエビにとっては全く問題ないことですが、小さな稚エビにとっては通常の濾過フィルターの吸水口でさえ脅威なのです。

いつの間にか稚エビがいなくなった時などは濾過フィルターの中を確認してみましょう。また吸水口にスポンジフィルターを設置するなどして対策をしておくと良いでしょう。

知らぬ間に稚エビは誕生していたけれど濾過フィルターに吸い込まれてしまっていたなんて話もよく聞く話です。

抱卵した卵が孵らない原因の一つに脱皮があります。ミナミヌマエビなどのエビ類は頻繁な水換えによる環境の変化に反応して脱皮をしてしまうことがよくあります。その際に抱えた卵ごと脱ぎ捨ててしまうことがありますので気を付けましょう。

頻繁な水換えはミナミヌマエビの繁殖行動を促す効果があるためミナミヌマエビの繁殖を目的として回数や量を増やすやり方があります。また、常に綺麗な水を維持しようという気持ちから過剰な水換えを行なってしまっている場合もあります。

しかし善かれと思って行なっている水換え作業が実はミナミヌマエビの繁殖の妨げとなっている可能性もあるのです。ミナミヌマエビが抱卵したら一度水換えを止めて様子を見守りましょう。ただ、水換えをしないと水質が悪化し過ぎて問題となるようでしたら水換えはやらなければなりません。

理想としては大きめの容器で飼育適正数を守り、短期間で水が汚れにくい環境を作ることが大切です。そうすれば頻繁な水換えや大量の水換えをしなくても水質は維持できますのでミナミヌマエビの抱卵時の脱皮を抑制することにも繋がります。

ここまでは抱卵したミナミヌマエビが増えない理由についてご紹介してきましたが、この先は抱卵以前に繁殖行動を見せない。卵を産まないケースについてご紹介いたします。

ミナミヌマエビが卵を産まない・抱卵しない

ミナミヌマエビが卵を産まない理由としては、オスメスがいない。水温が低い。餌が不足している。水質が悪化し過ぎて動きが鈍い。長生きできる環境ではないなどが考えられます。それぞれの理由について順番に確認していきましょう。

まずミナミヌマエビが産卵するためにはオスメスの存在が必要です。10匹や20匹くらいのまとめ買いをしていれば雄雌が混ざっている場合が多いですが、少数での飼育ではしっかり雄雌の存在を確認しておきましょう。「ミナミヌマエビ雄雌の見分け方」で検索をすれば多くのサイトで見分け方を画像付きで紹介していますので一度確認してみてください。

次に考えられる要因が低水温です。ミナミヌマエビの産卵には適正水温がありますのでヒーターを使用していない飼育環境では水温の確認をしてみましょう。26℃前後あれば産卵には問題ない水温となります。逆に20℃以下の水温だとなかなか繁殖をしないこともあります。

餌の不足もミナミヌマエビが抱卵ができない要因の一つです。卵を作るにはそれだけ多くの栄養とエネルギーを必要とします。水温に問題がなければ餌の量を少し増やしてみましょう。ミナミヌマエビは水槽のコケを食べてくれますが、コケだけでは餌が不足気味になることもあります。熱帯魚用の餌などで沈水性のものを与えると餌の周りに群がって食べ始めますのでそのような餌を与えてみるのも一つの方法です。

水質の悪化もミナミヌマエビが繁殖しない原因の一つとなります。ミナミヌマエビは基本的に水槽の底のほうにいますが、水槽の底のほうというのは一番水質が悪化しやすい場所でもあります。そのような場所にいるミナミヌマエビは水質の悪化に敏感で、水質が悪化すると調子を崩してしまいます。どんな生き物でもそうですが、健康的な状態でなければやはり繁殖はしないものです。

水質の悪化以外にもミナミヌマエビが嫌がる環境があります。それは頻繁な環境変化が起こる状態です。頻繁な水換えによる水温の急変、ペーハーの急変、水質の急変、容器の頻繁な移動による周辺環境の急変など様々ですが、ミナミヌマエビのストレスとなる環境変化は繁殖ができないだけでなく、ミナミヌマエビの寿命にも影響を与えますので特に注意が必要です。

ミナミヌマエビが増えない理由まとめ

・卵や稚エビが食べられてしまっている

・抱卵したエビが脱皮してしまう

・雄雌が揃っていない

・水温が繁殖にとっての適正水温ではない

・卵を産むのに必要な栄養価の餌不足

・水質の悪化と安定しない環境

これらの理由を確認し、問題がある点に対して改善することでミナミヌマエビが繁殖をするようになるはずです。