ミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビ

ミナミヌマエビにエアレーションは必須?酸素なしではダメ?

2020年3月6日

ミナミヌマエビにエアレーションは必須?酸素なしではダメ?

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビの飼育においてエアレーション(酸素供給)は必須か?

ミナミヌマエビを酸素なしで育てて大丈夫か?

その答えは「ミナミヌマエビの飼育環境によって変わる」ですので必ずエアレーションが必要とは限りません。

ただ、酸素なし・エアレーションなしの環境ではミナミヌマエビに起こるリスクも考えなければなりません。

ミナミヌマエビの飼育環境によっては酸素が不足気味になるためエアレーションがあった方がよい場合もありますのでエアレーションを設置する意味やエアレーションの効果から必要性を考えてみましょう。

 

エアレーション(エアーポンプ)を設置する理由

エアレーションを行う理由は水中に酸素を供給するためです。

生き物はみな生命を維持するために酸素を必要とします。

水の中にはもともと酸素が溶け込んでいますが、水槽などの閉鎖された空間ではその酸素量が不足することがあるためエアーポンプなどにより酸素を水中に供給します。

例を挙げると金魚などが鼻上げをするような行動は水中の酸素が不足しているサインでもあります。

また、ミナミヌマエビなどのエビ類は魚類よりも酸欠に弱い面がありますので注意が必要です。

エアレーションがもたらす効果

エアレーションがもたらす効果は酸素の供給のみに留まらず、水流を作り、水の循環による淀みを無くす効果もあります。

水の淀みは水を古くさせるためコケの発生や水質の悪化にも繋がるので出来るだけ淀みを無くすようにしたいものです。

自然の川のように常に水が流れ、入れ替わることによって新鮮な水を供給している状態が理想です。

よって水槽内ではろ過装置やエアーポンプによって水を回すことが求められます。

エアレーションにより酸素の供給量を高めると水槽内の濾過バクテリアの働きも活発になります。

バクテリアの中には活動時に酸素を必要とするバクテリアと必要としないバクテリアがいますが、酸素を必要とするバクテリアを元気にすることで水質が安定しやすくコケの生えにくい水槽管理が行えるのです。

エアレーションが必要ない飼育環境

屋外のビオトープなどで自然の環境が出来上がっている場合にはあえて人の手を加えなくても自然のサイクルにより水質の浄化と酸素の供給が成されていますのであえてエアーポンプなどを設置する必要はありません。

ただ、屋外飼育でも水草などの植物が一切無く、生体の数が多い場合などはエアレーションを行わないと酸欠になることもあります。

屋外飼育でなくともミナミヌマエビの数が少なく、水換えにより定期的に新鮮な水が供給されているような飼育環境なら同じようにエアレーションが必要ないる場合もあります。

要するにエアーポンプの代わりに水中に酸素を供給できる仕組みが出来ていればエアレーションを行わなくても大丈夫ということになります。

水草などの植物による供給、水換えによる供給などがそれらにあたります。

水草水槽ではエアレーションは必須

水草は常に酸素を消費して生長をしていますが、光合成による二酸化炭素生成量の方が多いので日中は酸素消費が目立ちません。

水草は夜になると光合成を止め、酸素消費のみとなるので水草がたくさん植えてある水草水槽などでは夜間に酸欠になる可能性があります。

これ意外と知られていない事実です。

照明が点灯している日中は水草の光合成により酸素は豊富に供給されているのでエアレーションの必要性はありません。

しかし、夜になり照明が消えると水草の光合成は止まります。

こうなると水槽内では水草、熱帯魚、ミナミヌマエビなどのエビ類、濾過バクテリアなど全ての生体によって必要とされる酸素が一気に減少します。

需要と供給のバランスが崩れると水槽内は酸欠になり、濾過バクテリアの死滅などに繋がることもあります。

そのような状態を避けるためにも水草水槽では照明消灯時のエアレーションは必須なのです。

 

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冬と夏では水中の酸素量が変わることにも注意

もう一つ知っておきたい事として夏になり水温が上昇すると水中の溶存酸素量が低下するため酸欠になりやすいということです。

水温が低い時期には問題なかった水槽が夏になって急に酸欠を起こし、エビ類が全滅してしまうなんてこともあります。

そのようなことにならないように水温が高くなる時期にはエアレーションをするなどの気配りも必要となってきます。

先にも述べましたが水温が高くなると淀んだ水はさらに腐りやすくなりますのでエアレーションにより水を回すことも効果的です。

エアレーション設置のデメリットよりメリットを考える

エアレーションを起こすにはエアーポンプが必要となりますが、エアーポンプは水槽設備の中でもさほど高いものではありません。

水草水槽で二酸化炭素を強制添加している時間帯にはエアレーションによって二酸化炭素が逃げてしまうことが懸念されるのでエアレーションは止めた方がよいですが、そのような環境以外では必要に応じてエアレーションを行うことで色々なメリットがあることはご理解頂けたと思います。

エアーポンプによるエアレーションにはデメリットに比べてメリットの方が多いのでエアレーションの設置を悩んでいるのであれば設置することをお勧めします。

酸素なし・エアレーションなしでミナミヌマエビに起こるリスク

ミナミヌマエビはエアレーションなしでも育てることはできますが、エアレーションなしの環境で起こり得るリスクについても知っておきたいものです。

エアレーションなしの環境とは酸素の溶存量が少ない環境ですので間違いなくリスクは高まります。

酸素が不足すると起こる症状としては

・濾過バクテリアが死滅して水槽内の環境が急激に悪化する。

・水質の悪化に敏感なヌマエビが死んでしまうことが増える。

・ミナミヌマエビは酸素が不足気味になると動きが止まり最悪死んでしまう。

・ミナミヌマエビの動きが鈍いのは酸欠の危険信号の可能性がある。

 

ミナミヌマエビに対するエアレーションの必要性まとめ

・エアレーションは水中に酸素を供給する。

・ヌマエビは魚類に比べて酸欠に弱い。

・エアレーションなしでミナミヌマエビを育てることもできる。

・エアレーションに変わる酸素供給の仕組みが必須。

・水温が上がる夏は特に酸素が欠乏しやすくなるので注意。

・水中の酸素不足は急激に水質を悪化させミナミヌマエビの死につながることもある。

 

今回はミナミヌマエビとエアレーションの関係についてご紹介しました。皆様のアクアリウムライフの参考にしていただけると幸いです。

 

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