水槽の藻・コケ対策

オキシドールのコケ除去と合わせてやるべき水草水槽のコケ対策

2020年3月8日

オキシドールのコケ除去と合わせてやるべき水草水槽のコケ対策

水槽内に増殖したコケ

水草のコケ対策やコケの除去方法として木酢液やオキシドールなどを使用する方法があります。

流木に付着した黒髭コケに木酢液や藍藻除去にオキシドールなど。

確かに木酢液やオキシドールを使用してコケを除去する方法は即効性があり効果的です。

しかし、水草水槽のコケ対策とはコケを除去することだけではなく、コケが出にくい水槽環境を維持することが大切です。

ここで紹介する内容は木酢液やオキシドールでのコケ対策を否定するものではありません。

むしろ木酢液やオキシドールのコケ対策とともに合わせて行うことによりさらなるコケ対策効果が見込めるものです。

コケが蔓延したら木酢液やオキシドールにてコケの除去。また蔓延したらコケの除去。

そんな水槽管理では水草の育成を心から楽しめないはずです。

毎日水草の状態を観察するのではなくコケの発生に怯えながら管理する水草水槽では楽しめません。

そんなことにならないようにコケ対策の本質を理解し、コケの発生を根本から改善できるようにしましょう。

まずはコケの発生原因を知る

水草水槽にコケはつきもの。

コケが発生するのは仕方ないのでコケが出たら除去すれば良いという考え方も一つのコケ対策方法です。

しかし、コケの発生原因を知り、コケが出にくい環境を維持する方法もあります。

コケの発生原因を減らし、コケの出にくい水槽を管理する方が常に綺麗な水景を維持できるものです。

コケには多くの種類がありますが、その多くは水槽内に蓄積するチッ素とリン酸を栄養として増えます。

よって水草水槽のコケ対策とはチッ素やリン酸を溜めないようにすることです。

「水草は多く、生体は少なく」がコケを防ぐ

水槽内のチッ素やリン酸とは有機物が分解されて蓄積していく物質です。

有機物とは餌の食べ残し、生体の排泄物、生体の死骸、底床内の肥料分、水草の肥料などにも含まれます。

これらが濾過バクテリアの働きによりチッ素やリン酸へと変わっていきます。

自然界では濾過バクテリアによって生成されたチッ素やリン酸を植物が吸収して生長していきます。

水槽内でその役割をするのが水草です。

水草が多いと水質浄化能力が高まるためコケの栄養となる物質が減り、コケが生えにくい環境になります。

逆にコケの栄養の元となる有機物を作り出す生体が多いと水質悪化が速まります。

コケを増やす要素は、餌をたくさん入れすぎること。

熱帯魚やエビなどの生体を沢山入れすぎて排泄物が増えること。

その排泄物をすぐに掃除せずに放置してしまうこと。

濾過能力が弱すぎること。

水換え頻度が低いこと。

底床に栄養価の高いソイルを使用していること。

水草の肥料を添加していること。

などが挙げられます。

これらの要因を一つ一つ見直して対策をしていくことでコケの原因を減らすことが出来ます。

コケの発生原因の供給量を減らしながらコケの発生原因を除去していく対策を加えることで水槽内に残るコケの栄養が少なくなります。

そうなるとコケが生えにくい水槽環境となるのです。

コケの発生原因を除去していく方法には水草による吸収、コケ取り生体の力を借りる、水換えを行うなどがあります。

コケ取り生体の力を借りる

生体が多いと水質悪化が速まるならコケ取り生体も入れない方がよいのか?

確かにコケ取り生体も水を汚すことは間違いないですが、入れないもしくは少な過ぎるとコケ取り生体としての働きが弱くなります。

コケの発生スピードとコケ取り生体のバランスが大切です。

コケ取り生体を入れなくてもコケが蔓延しない水槽環境を維持できることが理想ですが、コケが生えてしまっているならばコケ取り生体の力を借りて継続的にコケ対策ができるようにしておくようにしましょう。

 

コケ取り生体についてまとめましたので合わせてご覧ください

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水換え作業でコケを抑える

水草の水質浄化能力やコケ取り生体の力を借りて水槽内に自然界と同じような環境を作り上げることは非常にコケ対策に有効ですが、それだけでは必ずコケは生えてしまいます。

特に水槽立ち上げ当初などは水草が環境に馴染んでおらず、本来の水質浄化能力を発揮できません。

よって水換えにて余分な栄養分を排出することによって水槽内の環境バランスを保つ必要があります。

 

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水質が安定すると木酢液やオキシドールの出番は無くなる

水質が安定すればコケは出ににくくなる。

さらにコケ取り生体にでてしまったコケも食べてもらう。

このバランスが保たれていればコケが水槽内に蔓延ることは無くなります。

そうなれば当然木酢液やオキシドールによるコケの除去作業も必要なくなるのです。

さらに水換え作業の量や頻度も徐々に減らすことができ、手のかからない水槽になっていきます。

本来、水草水槽のコケ対策とは生えてしまったコケを除去する作業よりもコケの生えにくい環境を維持することに重点を置くと上手くいくものです。

コケの生えやすい環境とは生体にとって悪い環境であることさえあります。

いかがでしょう。

コケに悩まされコケに有効な除去方法を探しながら水草や生体への悪影響を気にかけて行うコケ対策と水槽内環境を整えることに重点を置いたコケ対策。

どちらのコケ対策に力をいれますか?

 

今回はオキシドールのコケ除去と合わせて行いたいコケ対策についてご紹介しました。皆様のアクアリウムライフの参考にしていただければ幸いです。

 

水槽に生えるコケの種類についてまとめましたので合わせてご覧ください

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