ミナミヌマエビはパイロットフィッシュに向いているか

ミナミヌマエビはパイロットフィッシュに向いているか

ミナミヌマエビはパイロットフィッシュに向いているか

ミナミヌマエビ
ミナミヌマエビ

水槽立ち上げ時に入れるパイロットフィッシュ。

パイロットフィッシュと言ってもこれからずっと育てていくことを考えると、どのような種の生体を入れるか悩むものです。

そこで思い浮かぶ選択肢の一つとしてミナミヌマエビがあります。ミナミヌマエビならばコケ取り生体としての役割も果たしてくれるうえ性格も温和な為、後から入れる生体にもほとんど制限がありません。

ただ・・・ミナミヌマエビはパイロットフィッシュとしての役割を果たせるのか?パイロットフィッシュに向いているのか?その点について考えてみましょう。

パイロットフィッシュの役割

ミナミヌマエビがパイロットフィッシュに向いているのかを考えるうえで、まずはパイロットフィッシュの役割をしっかり理解しておきたいものです。

パイロットフィッシュの役割には二つの考え方があり、一つは水槽立ち上げ時に投入することにより、排泄物が生物濾過を確立するために役に立つこと。

もう一つはパイロットフィッシュを入れることにより水槽の水質を把握することです。

丈夫なパイロットフィッシュが死んでしまうようならまだ水槽が立ち上がっていないと判断できます。

パイロットフィッシュとしてのミナミヌマエビの特徴

次にパイロットフィッシュとしてのミナミヌマエビの特徴を理解しておくことも大切なことです。

ミナミヌマエビは丈夫で育てやすく初心者でも繁殖を行うことができるエビとして知られています。

また、水槽の底にいることが多いため、水質が一番悪化しやすい水槽の底部の水質を確認するには相応しいと言えるでしょう。

しかし、アンモニアや亜硝酸には極端に弱い面を持ち合わせているのも事実です。

よってアンモニアや亜硝酸が発生しやすい水槽立ち上げ時はミナミヌマエビにとってリスクが多い時期と言えます。

水槽内でネオンテトラなどは問題なく生きているのにミナミヌマエビだけが赤くなって死んでしまうような場合はアンモニア中毒の可能性も高いのです。

結論 ミナミヌマエビはパイロットフィッシュに向いているのか

ミナミヌマエビの特徴からもわかるようにミナミヌマエビをパイロットフィッシュとして扱うのは少々無理があると思われます。

アンモニアや亜硝酸の検知役として投入する分には適正でしょうが、生物濾過を確立させるためのパイロットフィッシュとしてはほかの熱帯魚などをお勧めします。

アンモニアや亜硝酸の発生が落ち着いて、生物濾過が機能し始めたら投入するのが一番無難でしょう。

そうすれば、水槽立ち上げ当初から生え出すコケの抑制にも繋がり、排泄物がバクテリアの餌となります。

ミナミヌマエビをどうしてもパイロットフィッシュとして扱いたいのであれば、投入前にアンモニアや亜硝酸濃度をしっかり測定し、検出されないことを確認してから投入するようにします。

そうすれば、生物濾過を確立するために必要な要素だけを上手く使うことができます。

パイロットフィッシュと生物濾過の関係

ミナミヌマエビを死なせずに上手く水槽を立ち上げるためには、パイロットフィッシュの存在だけに意識を向けるのでなく生態系の確立も大切な要素です。

底床はバクテリアの住処となり、水草は硝酸塩を吸収して酸素を出すなど水槽内の生態系を作り上げるのに必要不可欠な要素です。

生物濾過に対しての知識もしっかりつけておくことが上手に水槽を立ち上げるコツかもしれません。

ミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビカテゴリの最新記事