赤や青のミナミヌマエビ!?青くする方法と色の固定

2022年3月25日

赤や青のミナミヌマエビ!?青くする方法と色の固定

青いミナミヌマエビ

赤いミナミヌマエビや青いミナミヌマエビがいる?

青いミナミヌマエビの作り方は?青くする方式は?

青色や赤色のミナミヌマエビの色は固定する?

赤や青のミナミヌマエビは販売されている?

こんな色鮮やかなミナミヌマエビに関する疑問についてご紹介いたします。

赤いミナミヌマエビや青いミナミヌマエビがいる?

メダカや小型の熱帯魚のタンクメイトとして人気のミナミヌマエビですが、その体色は半透明で少し地味です。

ビーシュリンプなどは体色がカラフルなので水槽の見た目も華やかになりますが、コケ取り能力と丈夫さではミナミヌマエビに劣ります。

では、丈夫で飼いやすいミナミヌマエビには赤や青といった体色の品種は存在しないのでしょうか?

実は赤いミナミヌマエビや青いミナミヌマエビは存在します。

このような色付きのミナミヌマエビには2つのタイプがいます。

それが「擬態により後天的に色がついた個体」と「先天的に元から色がついている個体」です。

それぞれどのようにして作り出すのかご説明いたします。

青いミナミヌマエビの作り方は?青くする方式は?

体色が半透明な普通のミナミヌマエビを青くするにはどうすれば良いのでしょうか?

ミナミヌマエビの体色は次のような条件で変化します。

  • 外敵が存在する
  • 周囲の色に合わせて体色を変える
  • 食べた物の成分によって体色が変わる

ミナミヌマエビの体色変化は、捕食者に見つからないための擬態です。

そのため、ミナミヌマエビだけの単独飼育のような外敵が存在しない環境だと擬態する必要性が無いので、体色変化が起こりにくくなります。

体色変化を促したい場合は、親のミナミヌマエビが食べられてしまわない程度の魚、例えばメダカやネオンテトラなどと一緒に混泳させた方が色が変わる確率が上がります。

ミナミヌマエビは周囲の色に合わせて体色を変えるので、青いミナミヌマエビを作りたい場合には青い容器などで飼育するようにしましょう。

ただ、この方法はあくまでも体色変化の域ですので鮮やかな青色というイメージではありませんので、そのことはご理解ください。

例えば、青いバケツや青いプラケースで飼育するのも良いですね。水槽飼育であれば、水槽の側面と背面に青いシートを取り付けても良いでしょう。

底砂も青いものを敷くか、青が無ければ暗めの色合いの底砂を敷いてあげるようにします。

このように、とにかく周りの物を青で揃えてあげると、青い体色に変化しやすくなります。

体色は食べた物でも変わるのですが、残念ながら青系統の色付けに役立つ餌はありません。

そのため、餌は一般的なミナミヌマエビ用の餌を与えればOKです。

ただし、赤系統の色揚げ専用の餌は避けてください。

赤い体色を色揚げする餌には赤い色素成分が入っているので、この餌を食べ続けると体色が赤になります。

ミナミヌマエビを青い体色にしたい場合には赤い体色を色揚げする餌は与えないようにしましょう。

以上のような方法で青い体色のミナミヌマエビを作る事ができます。

ただし、このように後天的に体色を変化させて作った青いミナミヌマエビは、元の飼育環境に戻すと体色も元の半透明に戻ります。

どのような環境でも青いままのミナミヌマエビを作りたい場合には、色を固定させる方法で作りましょう。

青色や赤色のミナミヌマエビの色は固定する?

ミナミヌマエビの体色を青色や赤色に固定することはできるのでしょうか?

結論から言うとこれらの色を固定することはできます。

ただし、前述のような後天的な色の変化を固定する事はできません。

ミナミヌマエビの色を固定するには、「突然変異で生まれた色付きの個体同士を交配させて固定する」という方法をとります。

ミナミヌマエビを繁殖していると、数千匹に1匹の割合で赤や青といった色が付いた個体が生まれます。

稚エビの段階では色が出ないので、ある程度大きくなるまで育ててから判断しましょう。

また、色がついている個体を見つけたら、2日~3日ほど白い発泡スチロールケースなどで飼育して色が抜けるかどうか確認してください。

色が抜けなければ先天的に色が付いている個体だと判断できます。

このような色付きの個体を集めて同じ色同士での交配を繰り返すことで、赤や青といった体色を固定させることができます。

また、交配を繰り返す中で色が濃い個体を選別して交配させていくことで、より濃い赤や青の体色のミナミヌマエビを作り出すこともできます。

以上がミナミヌマエビに赤や青の体色を固定する方法です。

このような色付きのミナミヌマエビを作る際に一点注意していただきたいのが、「純血のミナミヌマエビか?」という点です。

実は、アクアショップで売られているミナミヌマエビの中には、海外から輸入した「シナヌマエビ」という台湾産のヌマエビが混じっていることがあります。

シナヌマエビはミナミヌマエビと同じ「ヌマエビ科・カワリヌマエビ属」のヌマエビなのですが、日本のミナミヌマエビとは遺伝子が異なっています。

そのため、知らずにミナミヌマエビと交雑させてしまうと、日本のミナミヌマエビの遺伝子汚染が進んでしまうので注意してください。

純粋なミナミヌマエビの色付き個体を作りたいと言う場合は、購入するミナミヌマエビが国産かどうか確かめてから購入しましょう。

赤や青のミナミヌマエビは販売されている?

赤や青のミナミヌマエビを自分で作り出すにはかなりの手間と時間がかかります。

では、赤や青のミナミヌマエビは販売されていないのでしょうか?

赤や青の体色を固定化したミナミヌマエビは、少数ながらネット販売などで売られています。

赤いミナミヌマエビは「レッドヌマエビ」、青いミナミヌマエビは「ジャパンブルーシュリンプ」という名前で販売されています。

ジャパンブルーシュリンプは「アクアプロ」さんが作出した純国産の青いミナミヌマエビで、商標登録もされている品種です。

このような赤や青のミナミヌマエビを購入する際は、「本物かどうか?」をよくチェックして購入してください。

なぜなら偽物が多く出回っているからです。

例えば、レッドミナミヌマエビだと思った個体がシナヌマエビが原種のレッドチェリーシュリンプだったり、添加剤で青くした個体だったりといったケースが多々あります。

偽物を購入しないためにも、しっかりとした販売実績がある店舗から購入するようにしましょう。

特に、ジャパンブルーシュリンプはアクアプロさんが作出した個体の血統が正式な品種なので、この血統を継いでいる個体なのかお店に確認すると良いですね。

以上のように、赤や青の体色のミナミヌマエビは販売されていますが、偽物も多く存在するのでよく確認してから購入するようにしてください。

ここでは偽物という表現をしましたが、本家以外にもそれぞれに魅力があるのも確かです。

ミナミヌマエビにこだわらないのであれば、赤いヌマエビや青いヌマエビを水槽で楽しむこともできます。

ミナミヌマエビにこだわるか、ただ水槽に華やかさを求めるのかによって目的は変わってくるはずです。

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ブルーシュリンプ

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赤や青のミナミヌマエビまとめ

  • ミナミヌマエビには赤や青の体色の個体がいる
  • 赤や青といった体色には先天的なものと後天的なものがある
  • 擬態による後天的な体色は通常の環境で飼育すると抜けてしまう
  • 固定した赤や青の体色が透明になることは無い

今回は色鮮やかなミナミヌマエビに関する疑問についてご紹介しました。皆様のミナミヌマエビ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。Twitterでも情報公開しておりますのでフォローお願い致します。@mizukusasuisou

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