水草の絨毯を作る 前景におすすめの水草

水草の絨毯を作る 前景におすすめの水草

水草の絨毯を作る 前景におすすめの水草

リシアの絨毯
リシアの絨毯

水草レイアウトにおいて前景の水草を低く保つことで水槽内に遠近感をもたせ水槽内を広く見せたり自然の光景を演出されるために用いられるのが前景向き小型水草です。

これらの水草は水槽内での使用頻度も高く、多くのアクアリストに好まれるのですがその分、想像通りに育たない、なんだか大きくなりすぎたなど問題も多いようです。ここでは前景向き水草の種類や管理方法を簡単に説明いたします。

鮮やかさと気泡の量NO.1 リシアの絨毯

リシアの絨毯
リシアの絨毯

なんといっても鮮やかさと気泡の量で人気があるのがリシアです。リシアは葉の繊細さと鮮やかさ、そして細かい葉一つ一つから気泡を立ち込める美しさがリシアの魅力と言って間違いありません。

そんな魅力的なリシアですが浮き草であるがゆえの特性から成長し過ぎると浮力が強くなり、浮き上がってしまう問題があります。また水面で生長する分には多くの光を吸収できるのですが水中に沈めて育てるにはその分強めの光が必要となります。

リシアに限らず一般的に前傾向き水草は背丈が低い分光の届く量が少ないとうまく育たないことが多く光が弱いと光を求め伸び上がってしまうなどの問題点も発生します。よって前景水草を綺麗に育てるコツとしてまずは強めの光を用意してください。

リシアの管理方法としてはリシアネットに入れ育てる方法とリシアストーンと呼ばれる小石に巻きつけて育てる方法があります。ネットの場合は広範囲に一気に敷き詰められるので広い場所に絨毯を作りたいときは利用されるといいでしょう。

逆にリシアストーンなどは流木の隙間などの狭い場所にリシアを敷き詰めたいときに利用します。どちらを利用してもリシアが元気に生長するといつかはリシアの浮力に負けて浮き上がってしまうことがあります。そのようなときは巻きなおしなどで対応してください。

またグロッソスティグマなどのランナーを張る水草と一緒に植え込むことでグロッソスティグマのランナーでリシアが浮き上がることを阻止する方法などもあります。また複数の水草が混ざり合うことで自然な感じを演出する効果もあります。

可愛らしく育てやすい グロッソスティグマの絨毯

グロッソスティグマ
グロッソスティグマ

グロッソスティグマは小さな舌のような葉を無数に広げる水草でリシアとは違った感じの落ち着いた絨毯を演出します。育成もリシアほど繊細ではないため初心者向けの前景水草とも言えます。

生長はとてもはやく環境が整えば日に日に生長が解るほどです。根からの栄養吸収が旺盛なため底砂内にしっかり肥料を施してから植え込むことが成功の秘訣です。

グロッソスティグマは光が弱いと立ち上がる性質があるためリシアと一緒に育てているとリシアの光量不足のバロメーターにもなります。

ウィローモスの絨毯

ウィローモス
ウィローモス

ウィローモスは流木などの活着させて自然な風景を演出することに使用されることが多いですが絨毯のように使用することもできます。方法としてはウィローモスの葉を数枚束ねて板鉛で巻きとめそのまま底砂に鉛を植え込めばウィローモスが底砂から生えているような感じになります。その方法で密生させることで一風変わった絨毯を作り上げることができます。

ウィローモスのなかでも南米ウィローモスがこの方法にはお勧めのウィローモスで三角の葉を展開させ広がっていきます。リシアなどが育たない光量の環境下でもウィローモスならうまく生長することもあるように必要とする光量はリシアより断然少なくてすみます。

芝生や草原をイメージさせる ヘアーグラスの絨毯

ヘアーグラス
ヘアーグラス

ヘアーグラスは名前からもわかるように繊細な細い葉を伸ばし水槽内に芝生のような後景を作り上げます。育成も容易でランナーを伸ばしどんどん増えていきます。

ただ古い葉にハケ状の苔や糸状の苔が付着しやすいので糸状の苔にはミナミヌマエビなどのエビ類ハケ状の苔にはサイアミーズフライングフォックスを投入することで効果が見込めます。

成長は緩やかで丈夫さNO.1 コブラグラスの絨毯

コブラグラス
コブラグラス

ヘアーグラスを少し太くしくねらせたような感じの水草がコブラグラスです。この水草は非常に生長が遅く絨毯のように密生させることはやや難しいでしょう。

しかし逆に密生させた水槽は長年の時間の経過を感じさせる落ち着いた感じの水槽になります。トリミングの手間などを減らしてじっくり育てたい方にはお勧めの水草です。

キューバパールグラスの絨毯

キューバパールグラス
キューバパールグラス

パールグラスの種類のなかでもキューバパールグラスは独特な性質を持ち強い光を当ててあげることにより底砂の上を這うように育成させることができます。

育成は若干難しく硬度のある水質で管理しないと枯れこんでしまうことが多いようです。レイアウト例としてよく用いられるのが石組み水槽とのレイアウトでこれは素材に使用する石から硬度が保たれることを利用しています。

また新しいソイルなどを使用した場合は硬度が下がりすぎてしまうためセット当初は水草が根付くまで定期的に硬度のある水で水換えを行うことにより硬度を保つと成功しやすくなります。

うまく根付くと生長ははやく小さな明るい葉を展開します。グロッソスティグマよりも明るい葉をつけるため水槽内が華やかになります。

前景水草を密生させるコツは常に底砂内を綺麗に保つことです。水草が密生することにより通水性が悪くなり水質が悪化しますので定期的にクリーナーなどで水草の周りのゴミなどを吸いだすように水換えをおこなうようにしてください。

さらに前景向き水草の多くは根からの肥料要求量が多く盛んに光合成を行いますので底床への肥料の添加や二酸化炭素の添加が効果的です。

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