ビオトープのメダカが消える・いなくなる!?鳥とヤゴ対策!

2022年5月14日

ビオトープのメダカが消える・いなくなる!?鳥とヤゴ対策!

ビオトープのメダカが消える

ビオトープのメダカが消える・いなくなる原因は?

ビオトープのメダカに鳥は天敵?対策は?

ビオトープではヤゴ対策も必要?

ビオトープで稚魚の数が減るのはヤゴだけではない?

こんなビオトープのメダカがいなくなる原因についてご紹介いたします。

ビオトープのメダカが消える・いなくなる原因

睡蓮やマツモ、ホテイアオイといった水生植物の間を泳ぐメダカの姿は非常に癒されるものです。

しかし、そんなビオトープのメダカが徐々に消えていなくなる事があります。

ビオトープのメダカが消えたようにいなくなる原因はなんなのでしょうか?

気がついたら1匹、2匹と徐々に消えていなくなるという場合、メダカが死んで他の水生生物に食べられている可能があります。

通常、メダカが死ぬとその死骸は水面や水底で見つける事ができます。

しかし、ビオトープでミナミヌマエビやタニシといった水生生物を飼育している場合、これらの生き物がメダカの死骸を綺麗に食べてくれるので、死骸が見当たらずメダカが突然消えたように感じるのです。

これがビオトープのメダカが突然消えたようにいなくなる主な原因です。

しかしそのような自然の摂理とは到底考えられないようなケースも屋外ビオトープでは起こり得ます。

昨日は元気に泳いでいたメダカの数が急激に減ってしまっている。

メダカが死んでしまった様子もなく、いつの間にかたくさんのメダカが消えてしまっている。

そんな時はメダカが天敵によって食べられてしまっていることがあります。

どのような生き物がメダカを食べてしまうのか考えてみましょう。

ビオトープのメダカに鳥は天敵?対策は?

ビオトープのメダカを食べる生き物としてまずは鳥が挙げられます。

ムクドリやカワセミ、カラスやサギなど種類を問わず野鳥がビオトープのメダカを食べてしまうのです。

しかし鳥たちは飼育者が見ていない時にビオトープに来て、メダカを襲って食べてしまい、そのまま飛び去ってしまうため、初めのうちはメダカがいなくなる原因がわからないものです。

また人によってはメダカが減っていることに気が付かないこともあるかもしれません。

しかしこれらの野鳥にメダカが食べられてしまった場合、ビオトープ内が荒らされた状態になります。

浮き草の位置がいつもと違ったり、枯れた葉が粉々になっていたりとビオトープ内に何かいつもと違った形跡が残っていないか確認してみましょう。

これらの鳥にメダカが食べられないようにするにはどのような対策を施せば良いのでしょうか?

最も効果的なのは防鳥ネットなどでビオトープを守る事です。

なるべく目が細かいネットを選んでビオトープを覆うようにしましょう。

防鳥ネット

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景観は損なわれてしまいますが、かなり効果が高い方法です。

すだれも鳥対策には効果的です。

すだれといえば屋外メダカ飼育で日陰を作るための必需品とも言えるものです。

よって夏場だけ使用する人も多いみたいですが、一年中使用することをおすすめします。

すだれでビオトープの一部を隠しておくことで日陰ができるだけでなく、メダカが隠れることもできます。

鳥はトロ舟やコンテナボックス、メダカ鉢などを問わず、容器の縁にとまってメダカを狙います。

よってメダカを狙えないようにすだれなどで隠れ家を作ってしまうだけでも鳥対策になります。

すだれ

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また鳥にメダカの存在を気付かせないことも大切です。

例をあげるとコンテナボックスでメダカだけを飼育してレイアウトを何も入れない飼育方法などは鳥に狙われやすい飼育です。

空からメダカが丸見えになってしまうからです。

逆にホテイアオイなどの浮き草を多めに入れたり、流木などの隠れ家を作っておくだけでもかなり効果が見込めます。

ホテイアオイ

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ビオトープではヤゴ対策も必要?

鳥以外にもメダカを食べてしまう天敵がいます。

それがトンボの幼虫の「ヤゴ」です。

実はヤゴは鳥以上に厄介なメダカ最大の天敵なのです。

ヤゴはメダカの稚魚はもちろん成魚まで食べてしまう厄介な生き物で、1年中見られます。

冬は卵や幼虫のまま越冬し、春になるとさらに大きさを増してメダカを襲います。

そのため、ヤゴを見かけたらすぐに網で掬って駆除して下さい。

ビオトープのメダカにとってヤゴは厄介な存在ですが、そもそもトンボに卵を産み付けさせないように対策すれば良いのではないでしょうか?

確かにそうなのですが、実はトンボの産卵を100%防ぐ事はかなり難しいのです。

ヤゴの親であるトンボには色々な種類が存在し、種類によって繁殖期が違うため4月から10月までは警戒が必要です。

また、産卵方法も3パターンあります。

・水に直接卵を産みつける

・水草の茎などに卵を産みつける

・空中から卵をばら撒く

よく見かけるトンボの産卵風景は水にお尻をチョンチョンと付けながら産卵するというものです。

この産卵方法をとるトンボの場合、ビオトープに網を張っておくことで産卵を防ぐことができます。

お尻に産卵管を持つタイプのトンボは、水草などの植物の茎や土の中に産卵管を差し込んで卵を産み落とします。

このタイプのトンボの産卵も、網を張るなどしてビオトープに近づかせなければ防げます。

問題は空中から卵をばら撒くタイプの産卵方法を取るトンボです。

この場合ビオトープに網を張っていても、空中からばら撒かれた卵が網をすり抜けてビオトープ内に侵入してしまうケースがあります。

このように、トンボの産卵を100%防ぐことは難しいため、トンボ避けに網を張っていたとしても定期的にビオトープ内を観察してヤゴがいないか確認するようにして下さい。

ヤゴは水草の影に隠れていたり、底床に潜り込んで同化していたりするので、その辺りを重点的に探してみましょう。

ただ、トンボの産卵に色々な方法があるとご紹介しましたが、住宅地などでは普通それほど多くの種類のトンボを見かけることは少ないものです。

よって簡単なトンボ対策でもヤゴ対策になるのも事実です。

ビオトープで稚魚の数が減るのはヤゴだけではない?

ビオトープ内にメダカの稚魚が生まれたのに徐々に数が減ってしまうという場合、何が原因にあるのでしょうか?

稚魚が減る原因の一つは先ほども挙げたヤゴによる捕食です。

しかし、メダカの稚魚が徐々に減っていく原因は他にもあります。

  • 餓死している
  • 共食いしている
  • ボウフラに食べられている

メダカの稚魚飼育で最も気をつけなくてはいけないのが餓死です。

生まれて間もないメダカの稚魚は口が小さいため、食べられる餌の種類が少ないです。

ビオトープ内に稚魚の餌となるインフゾリアなどのプランクトンが沸いていない場合は、稚魚用の人工飼料を与えないとすぐに餓死してしまいます。

餓死した稚魚はヌマエビやタニシといった水生生物に食べられてしまうため、その死骸を見つけられないケースも多くあります。

メダカの稚魚は生後1ヶ月もすると幼魚サイズまで成長し、食べられる餌の種類が増えるので餓死の心配が減ります。

それまでは稚魚用の餌を与えるなどして餓死に注意しながら育ててあげましょう。

ビオトープ内の稚魚が減るもう一つの原因が共食いです。

メダカの成魚と稚魚を一緒の容器で飼育している場合、体の小さな稚魚を成魚が食べる共食いが起こります。

また、同じ稚魚同士であっても成長スピードに差が出てしまうと、体の大きな稚魚が小さな稚魚を食べてしまうことがあります。

共食いを防ぐには稚魚だけを別容器に移す方法が確実です。

稚魚用の容器を増やせないという場合には、ビオトープ内の水草の量を増やすようにすると良いでしょう。

水草が稚魚の隠れ家となるので、体の大きなメダカに食べられてしまう確率が減ります。

ボウフラも稚魚にとっては天敵になります。

蚊の幼虫であるボウフラは、成魚のメダカにとっては格好の餌です。

しかし、体の小さな稚魚は逆にボウフラに捕食されてしまう場合があるのです。

そのため、メダカの稚魚だけを飼育している容器には防虫ネットを張るなどして蚊の侵入を防ぎ、ボウフラが湧かないようにしましょう。

それでもボウフラが湧くようなら、網やスポイトを使って駆除して下さい。

以上のように、ビオトープのメダカの稚魚が減る原因はヤゴだけではありません。

むしろ餓死や共食いの方がその確率は高いので注意しましょう。

メダカがいなくなる原因がそれでもわからない時には

メダカのいなくなる原因、メダカが消えてしまう原因がどうしてもわからない時には防犯カメラを設置してみるのも一つの方法です。

悲しい話ではありますが、近年のメダカブームの影響を受けてか、メダカ泥棒がいるのも事実です。

よってメダカが盗まれてしまう事例も実際に起こっています。

そんな問題を解決するためにも防犯カメラの設置とそのアピールは大切です。

防犯カメラはメダカだけではなく、時として私たちを守ってくれる存在でもあります。

防犯カメラ

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ビオトープのメダカがいなくなる原因まとめ

  • 死んだメダカの死骸をエビやタニシが綺麗に食べるのでメダカが消えたように感じる事がある
  • ビオトープのメダカは野鳥に捕食される事がある
  • メダカの最大の天敵はトンボの幼虫のヤゴ
  • メダカの稚魚が数を減らす原因は餓死や共食いやボウフラなど
  • 防犯カメラを設置することでメダカがいなくなる本当の原因を見つけることもできる

今回はビオトープのメダカが消える・いなくなる原因と対策についてご紹介しました。皆様のビオトープ管理の参考にしていただけると幸いです。

ビオトープについてまとめましたので合わせてご覧ください

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