水草に必要な光量 照明の適正な光量と適正な時間・お勧め照明の種類

水草に必要な光量 照明の適正な光量と適正な時間・お勧め照明の種類

水草水槽.com

水草に必要な光量

水草水槽.com>>水草育成の基礎知識>>水草に必要な光量 照明の適正な光量と適正な時間・お勧め照明の種類

水草と照明水草育成に必要不可欠な光(照明)について照明が必要な理由から照明の点灯時間、点灯サイクルなど照明管理におけるノウハウをご紹介いたします。

照明の選び方と使い方で水草の育ち方は全く変わってしまうものです。

まずは水草育成における照明の重要性をしっかりマスターしましょう。


水草育成に照明が必要な理由

水草の成長において不可欠なものの一つ目が光・照明です。

植物の成長における仕組みとして光合成と言う言葉がありますが、光合成とは水草が光によって二酸化炭素と水を使い、糖などの栄養分を作りだすことで、このとき同時に酸素が作り出されます。

よって光量が不足すると水草が光合成を正常に行う事が出来ず成長の妨げとなってしまいます。


水槽の置き場所によっては外からの光や部屋の照明などから光が差し込むことがありますが、多くの場合そのような環境では水草は育ちにくいものです。

外からの光は光量的には問題ないこともありますが、季節によって熱量が違い、真夏などは直射日光の当たる場所では高水温になってしまいます。

部屋の照明は人が生活をする分には暗さを感じることはありませんが、水中では減衰するため水草に光が届くころには弱くなってしまっているのです。

このような理由から多くの人が水草を育成するために専用の照明を用意するのです。


熱帯魚などを飼育している水槽では20w蛍光灯1本でも大丈夫ですが、水草を育成する水槽では最低でも20w2本はほしいものです。

水草の中でも弱い光で生長できる水草から強い光を必要とする水草まで種類も様々ですので、育成する水草の種類に合わせて照明を準備する必要があります。

照明は水草の育成に必要不可欠なうえ、水草を非常に色鮮やかに美しく見せる観賞効果もあります。

照明の適正な光量と適正な時間

照明はただ強い光を長い時間あてればいいというものでもなく、太陽光などは光が強すぎることにより藻類の発生原因にもなってしまいます。

また水草は昼間は光により光合成をおこないますが、夜は逆に呼吸を行うため必ず照明は消してください。

基本的な照明点灯時間は8時間~12時間くらいが理想です。

また照明の点灯時間はプログラムタイマーなどを利用し規則正しい管理を心がけてください。

毎日不規則な点灯時間はコケ類の発生を加速させてしまい、消し忘れなどによる点灯時間過剰は最悪のコンディションを作り上げてしまいます。


水草育成におすすめな照明器具

アクアリウムの照明と言えばひと昔前までは蛍光灯と決まっていましたが、昨今のアクアリウムブームの煽りを受けて各メーカーより様々なタイプの照明器具が市販されています。

選択の幅が広がる面では非常にいいことなのですが、あまりにも多種多様になってしまうと初心者の方はどのような照明器具を選べばいいのか迷ってしまうものでもあります。

大きく分ければメタハラ、LED、蛍光灯となりますが、まずは蛍光灯を使用することをお勧めします。

その理由として各照明器具には一長一短あり、その一長一短を理解したうえで使用するのならいいのですが、ただ見た目がカッコいいからなどの理由で選ぶのは得策とは言えません。

あくまでも水草を元気に育てることを大前提として照明は選ぶべきであり、その実績が一番長いのが蛍光灯なのです。

長年の実績があり購入時の経費があまりかからないのが蛍光灯の最大の魅力でもあります。

もしメタハラやLEDを使用するのであれば初めに蛍光灯を使用して水草がうまく育つようになってから2台目や交換機種として使用することをお勧めいたします。

2019年3月追記
とここまではLED照明が普及する以前、もしくは普及し始めでまだ品質が良くない頃の話でしたが、近年のLED照明の品質も飛躍的に向上し、水草専用のLED照明を選べばほぼ間違いない時代になってきました。

よって初めての水草育成からLED照明を使用する人も非常に増えています。

LED照明はカバーできる波長の領域から懸念されていましたが、今ではその問題もほとんどなくなったうえ、消費電力が低いことで電気代が節約できる、発熱が少ないので真夏の高水温対策にも都合がいいなどが挙げられます。




水草育成に必要とされる知識

  • 光合成を活発にする波長
  • 光と光合成の関係 光合成を活発にさせる要因は光だけではないのですがここでは光の要因について説明させていただきます。その他の多くの要因が絡み>>続きを読む


  • 水草水槽に逆効果の光
  • 太陽光を浴びる植物 多くの苔類は人が明るいと感じる波長域を好みますので水槽内に当てる波長をしっかり管理することで水草をいきいきと育て苔を減らす>>続きを読む


  • 水草に必要な二酸化炭素
  • 気泡を付ける水草 水草にとって光とともに必要不可欠なものが二酸化炭素です。水草は光合成によって二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。よって水槽>>続きを読む


  • 水草に必要な栄養
  • 水草の肥料 水草を美しく・元気に成長させるには栄養が不可欠です。陸上の植物同様に水草も成長するために窒素やリンを必要とします。これらの>>続きを読む


  • 水草の水上葉と水中葉
  • ハイグロフィラポリスペルマの水上葉 自然界に自生する水草の多くは水深の浅い太陽光の届きやすい水辺に生息しています。このような場所は季節の移り変わりや天候の変化>>続きを読む


    お勧め記事


    PR 苔育成 | 熱帯魚 | 海水魚 | 金魚 | メダカ | ガーデニング |

    PR

    よく読まれている記事

  • 画像で判別!水槽や池のコケ対策 | コケ(藻)の種類と発生する原因・生える条件

    コケ対策 水草水槽でアクアリストが必ずと言ってよいほど悩まされる問題、それがコケの発生による原因探しと>>続きを読む


  • タニシ?水槽に小さな貝(スネール)が大量発生 増える理由とスネール駆除

    スネール対策 メダカや金魚、熱帯魚など様々な水槽内に自然と現れる小さな貝(snail)。スネールやスネイルなどと>>続きを読む


  • ミナミヌマエビの繁殖 産卵から抱卵・稚エビの成長までの疑問を解決‼

    ミナミヌマエビ ミナミヌマエビは初心者でも繁殖が容易で、親エビが卵を抱えた姿や稚エビの姿を楽しめるエビとして>>続きを読む


  • ヤマトヌマエビとミナミヌマエビ徹底比較・寿命・繁殖・死因・水温

    ヤマトヌマエビ ヤマトヌマエビとミナミヌマエビ。コケ取り生体として有名なこのヌマエビを徹底比較。特徴から寿>>続きを読む


  • 稚エビを増やす!ミナミヌマエビの飼育と繁殖 理想の条件

    ミナミヌマエビ ミナミヌマエビの魅力と言えば水槽内のコケを食べてくれることと水槽内で容易に繁殖を楽しめること>>続きを読む


  • 初心者にも育てやすいオススメ水草の育て方を種類別にご紹介

    水草種類 水草の育て方がわからない,どんな水草が初心者には向いているのか、どの種類の水草が育てやすいの>>続きを読む


  • 水草が枯れる・溶ける・茶色くなる原因と対策・復活方法

    水草が枯れる 金魚水槽やメダカ水槽・熱帯魚水槽などに入れる水草。カボンバやアナカリスなどは比較的丈夫で育て>>続きを読む


  • ウィローモスと南米ウィローモスの育て方・増やし方と活着のコツ

    ウィローモス ウィローモスと南米ウィローモスを流木に活着させて綺麗な流木レイアウトを作る為のウィローモスの>>続きを読む


  • オトシンクルス飼育で寿命を左右する水合わせ・餌・水温・混泳

    オトシンクルス オトシンクルスの寿命は水槽飼育下で3年と言われています。その寿命を全う出来ずに短命で終わって>>続きを読む


  • 茶苔発生のメカニズムと対策

    茶ゴケ アクアリウムにおける茶苔の発生原因と言うと多くの方が生物濾過が立ち上がっていない、水ができて>>続きを読む


  • 水草水槽で忘れがちな酸素!エアレーション(ブクブク)の効果と重要性

    エアレーション アクアリウムには酸素・エアレーションが大切な事は多くの人に知られている事ですが何故か水草水槽>>続きを読む


  • 二酸化炭素(CO2)添加なしで水草を育てる方法

    二酸化炭素 ネイチャーアクアリウムがブームとなった現在では水草を育てる為に二酸化炭素(CO2)の強制>>続きを読む


  • どっちがお勧め⁈オトシンクルスとサイアミーズフライングフォックス

    オトシンクルス どっちがお勧めシリーズ前回はヤマトヌマエビとミナミヌマエビについてご紹介しましたが、今回の第>>続きを読む


  • 水草水槽で流木を使いこなせ!導入初期トラブル対策編

    流木レイアウト 『流木の魅力』こんなことを語る人はアクアリウムをされている方でもそんなに多くはないでしょう。>>続きを読む


  • ミナミヌマエビの水合わせ 成功と失敗の理由から点滴法まで

    ミナミヌマエビ 熱帯魚や金魚、メダカやエビ類など水棲生物を水槽に投入する際には、水合わせをすることが当たり前>>続きを読む


  • どっちがおすすめ⁈ミナミヌマエビの屋内飼育と屋外飼育

    ミナミヌマエビ ミナミヌマエビを飼育するのに屋内の水槽で飼育するのと屋外で飼育するのではどのように違うのか?>>続きを読む