ロタラインディカが赤くならない ロタラインディカを赤くする上手な育て方

ロタラインディカが赤くならない ロタラインディカを赤くする上手な育て方

ロタラインディカが赤くならない ロタラインディカを赤くする上手な育て方

ロタラインディカ
ロタラインディカ

学名:Rotala indica
適応水質:弱酸性~弱アルカリ性 軟水~弱軟水
適応温度:18℃~30℃
育成難易度:非常にやさしい
二酸化炭素添加:あったほうがいい

ロタラ・インディカはミソハギ科に属しキカシグサという和名をもち日本や東南アジアの水田や湿地帯に自生している水草で、自然環境では地面を這うように茎を伸ばし高さ15cm程度まで生長します。

今回はロタラインディカについてご紹介していますが近縁種でもあるロタラ ロトンディフォリアも同じような育成環境で育てられますのでこのページにてご確認ください。

ロタラインディカの育て方と生長スピード

ロタラインディカ
ロタラインディカ

ロタラインディカやロトンディフォリアは水草育成の入門種というほど育成は容易で二酸化炭素が無くても生長しますが葉は小さく間隔が狭くなりちょっと寂しい感じになってしまいます。

逆に二酸化炭素を添加して強めの光で育てるとあっという間に水面に達し、その後は水面に広がるように伸び始めます。

そのためトリミングをせずに放っておくとどんどん生長し蛍光灯の光を遮ってしまいますのでその下に生えた水草の育成を阻害することもあります。

しかし水面下で明るい光を浴び気泡を出しながらなびく姿は非常に綺麗なものですのであえてロタラインディカの脇にはあまり光量を必要としない水草を植えるなどのレイアウトを考えロタラインディカの魅力を最大限に引き出す方法もいいかもしれません。

ロタラインディカのトリミングと増やし方

ロタラインディカの差し戻し
ロタラインディカの差し戻し

ロタラインディカのトリミング方法はさほど難しいものではなく他の有茎系水草と同様、ピンチカットと差し戻しで行います。差し戻し方法のトリミング時のカット位置は節目の少し下部で行うようにします。

なぜ節目の下部で行うのでしょう。それはトリミングを行って差し戻す際に差し戻しを行った水草は節部より新しい根を出し始め生長しますがその際、節目より下部は土の中で溶けだしてしまいます。

その部分が長いことにより溶ける部分が水質を悪化させる原因となるため差し戻し方法をとる際は節目より下部はあまり長く残さないほうがいいでしょう。

次にピンチカット方法ですがこの方法は有茎系の中でも茎をカットすることにより新しい芽を数本展開する水草に対して行う方法で植栽から2、3回のトリミングを行うことによりボリュームを出していく方法です。

ロタラインディカが赤くならない

ロタラインディカ
ロタラインディカ

ロタラインディカは綺麗な紅色の発色をする水草として非常に人気が高いですが水槽内で赤くならないと言ったお悩みをお聞きすることがあります。

そんなロタラインディカを赤くするためには水槽内でいくつかの条件を整えてあげなければなりません。最低限の条件としてまずは水槽内で水草が問題なく育っていることを前提としてのお話をさせていただきます。

問題なく育っている条件とは萎縮や枯れ込みがなく元気に生長はしているが発色が悪いといった状態であり、なかなか生長しない、部分的に枯れかけているなどの状態では赤くする以前の問題になってしまいますのでそのような時はまずは水草の育て方の基本を見直してみてください。

ロタラインディカを赤くする方法

それでは本題にはいりますが、水草が赤くなる理由について考えてみましょう。水草が綺麗な赤色や鮮やかなグリーンになるのには光合成との関係が大きく、水草が緑色に見えるのはクロロフィルの影響で光合成の際に赤や青の光を吸収し光合成を行い、不要とされる緑の光だけが反射してしまうため緑色に見えるのです。

水草トラブルの一つである白化現象は窒素や鉄分などのクロロフィル生成に必要な栄養素が不足するためクロロフィルが生成不足となりグリーンの色合いが反射せずに透けて見える状態になる現象です。

次にもう一つの光合成色素であるカロチノイドは水草の黄色やオレンジ色を構成する要因となりますが普段はクロロフィルの影響で隠れていることが多い色素です。

この説明からすると水草が光合成を行うと必ず緑色になってしまうかのように思われがちですがそれではなぜ赤系の水草が存在するのかというと赤系の水草は光合成をしていません。

というのはまったくの間違いで植物は必ず光合成を行っていますので緑色でも赤色でもおなじように光合成は行われています。

ではなぜロタラインディカは赤いのかというと赤系水草ではフラボノイド類のアントシアニンが強く表にでているからです。

赤系水草では強い光を浴びて光合成が活発になるとアントシアニンの生成量が増えるので赤い水草を赤くするには強い光を当ててあげ二酸化炭素の添加を行い光合成を活発にすることが大切なのです。

逆に光が弱いと光合成に必要な光を稼ぐ為にクロロフィルが表面にでてきてしまい緑色になってしまいます。水槽内でも光から遠いところの水草は赤くならずに水面近くの部分が赤くなるのも水面近くは光の量が多いためなのです。

このように赤系水草が赤くなる理由を理解したうえで必要になるものが見えてきたとおもいますがまずは強い光、そして光合成を活発にさせる二酸化炭素の量を再確認してみてください。

この条件が揃うと水草の光合成が活発になり気泡を出し始めます。光合成が活発になりだしたら今度は不足栄養分をしっかり補ってあげることでさらに赤みを増すようになります。

水槽内で不足がちになりやすい栄養素の一つに鉄分があり、鉄は葉緑素の形成に関与しており欠乏により若い葉から葉脈間の黄化や白化が現れます。

このことだけ聞くと緑色の葉に対しては効果的で赤い葉に対しては影響がないかのようにとらわれてしまうかもしれませんが光合成がしっかり行われて水草が元気な状態を保つための働きに必要とされる成分ですのでしっかりと補ってあげることで赤色系水草の赤みを引き出すこともできるのです。

ちなみにロタラインディカに似た種でロタラ ロトンディフォリアなどがありますが同じ環境下で育ててもこちらの種はロタラインディカほど赤くはなりません。

ロタラインディカが真っ赤に染まらないような環境下の水槽内では見分けが付きにくいほど似た感じになってしまいますので注意が必要です。

ロタラインディカをレイアウトで上手く使うには

どうしても緑色の水草が多い中、ロタラインディカのような赤系水草はレイアウト内でもいいアクセントになりますので上手にレイアウトに利用したいものです。

ロタラインディカをレイアウトにうまく取り入れるコツは幾つかありますがまずは植えこむ量です。ロタラインディカは茎が細く生長すると下葉が枯れこむ習性がありますので植えこむ際には1本、2本とまばらに植えこむよりは10本以上でまとめ植えをしたほうがボリュームが出て見栄えがします。

またあまり前景に植えてしまうと枯れこんだ下葉が丸見えになってしまうので中景から後景に植えその前を背の低い水草などで隠すようにすると綺麗にレイアウトができます。

ある程度生長したら今度はトリミングにてピンチカットを行いましょう。ロタラ系の水草はピンチカットを行うことでカット個所から数本の脇目をだしますのでその習性を利用して上の方だけボリュームがでるように管理をすると下のほうが密集して枯れこんでしまうのを防ぐこともできます。

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