金魚藻の別名・種類と金魚藻の上手な育て方・増やし方

金魚藻の別名・種類と金魚藻の上手な育て方・増やし方

金魚藻の別名・種類と金魚藻の上手な育て方・増やし方

金魚藻
金魚藻

金魚藻の別名・種類紹介とそれら金魚藻の上手な育て方や増やし方を紹介しています。金魚藻とは水草育成がブームになる以前より金魚飼育に用いられてきた丈夫な水草の総称であり、「金魚藻」と呼ばれる種類の植物は存在しません。

日本古来より金魚飼育やメダカ飼育などに用いられてきた水草のうち水中に沈めて育てる種類の水草を総称して金魚藻と呼んでいます。よって浮草の代表でもあるホテイアオイなどは金魚藻とは呼ばれません。

金魚藻はヒーターを使用しないような水槽環境でも扱うことが出来る丈夫な水草ですが、以前は育てるという概念はあまりなく、水槽内のレイアウト素材の一つのような扱いをされていました。

金魚藻とは

金魚藻と呼ばれている水草の種類にはカボンバやアナカリス(オオカナダモ)、マツモ、フサモなどがありますが、地域によってはその他の種類でも金魚水槽に適応できる水草を金魚藻として販売しているところもあります。

その中でも金魚藻の別名として挙げられる種類はやはりカボンバ、アナカリス、マツモの3品種でしょう。

カボンバ

カボンバ
カボンバ

カボンバはカモンバやキャモンバなどとも呼ばれ販売されていますが、金魚藻の中でも水槽環境では育成がやや難しい種の水草で他の金魚藻に比べると枯れたり溶けたりしてしまう事が多いものです。

ただ日の光がしっかり当たるような屋外飼育環境で元気な姿を見せるカボンバは繊細な葉と明るいイメージが特徴的な非常に人気のある水草です。

オオカナダモ(アナカリス)

アナカリス
アナカリス

オオカナダモはアクアリウムショップなどでは別名をアナカリスとされ販売されています。このアナカリスは非常に丈夫で水質の悪化にはどの金魚藻にも負けないくらいの耐久性をもっています。

その特徴などから研究飼料に用いられる事も多く様々な生物学、植物学??すみません。難しい世界の話は少々苦手ですが、その様な分野でも貢献しているのです。

マツモ

マツモ
マツモ

マツモは世界中に生息している水草で勿論、日本にも生息しています。その生息範囲からも環境適応能力の高さを計り知ることができます。

アクアリウムの世界では金魚藻は常に金魚やメダカの脇役的存在で金魚藻が枯れたら水槽を掃除して次の金魚藻を買ってくるといった粗末な扱いをされる事が多い様です。ただこのページにたどり着いた貴方は金魚藻の魅力に気づき、金魚藻に目を向け、上手に育てて見ようと思っているはずですので、その金魚藻を育てる方法をご紹介していきましょう。

金魚藻が枯れる 金魚藻を上手く育てる方法

金魚藻の上手な育て方をご紹介する前になぜ金魚藻が枯れてしまうのかを考えてみましょう。金魚藻は水槽や睡蓮鉢などに入れておくと必ず枯れてしまうのでしょうか?

そんな事は無く、玄関前や庭先で元気に育っている金魚藻を見かける事は多々あります。ただそのうまく育っている金魚藻に対して飼育されている方、皆が金魚藻を元気に育てようと思った結果でもない事もあります。

これがどういう事かと言いますと犬や猫はしっかり餌を与え適度な運動をさせてあげる事により元気に育ちますが、金魚藻はそんな世話をしなくても環境さえ整えば元気に育ってくれるのです。

逆に言えば金魚藻が枯れてしまう原因は環境が適していないという事になります。

金魚藻とはアクアリウムで言うところの「水草」であり、水草は植物です。金魚藻が植物である以上、光合成を行い栄養を吸収していますので光合成を行うために必要な光、二酸化炭素、栄養が適度に整っていなければなりません。

他にも水温や水質など細かな要因もありますが、まずはこの三大要素から考えてみましょう。

金魚藻と光の関係

金魚藻と光の関係
金魚藻と光の関係

金魚藻を育てる上で一番大切な要素と言っても過言ではない程水草にとって光は重要な要素となってきます。室内の水槽などでは上手く育たない金魚藻が庭先の水槽などでは元気に育っている光景をよく目にします。

これは室内で育てている金魚藻は室内の微量な光だけでは光合成が活発に行われないことが多い為です。玄関先などの1日のうちほとんどの時間消灯されているような場所ではさらに上手く育たないものです。

よって室内で金魚藻を育成するのであれば植物育成用の照明を設置してあげるようにしましょう。

金魚藻と二酸化炭素の関係

二酸化炭素添加
二酸化炭素添加

金魚藻が光合成を行う上で必要な要素に二酸化炭素がありますが、一般的に金魚藻と言われる種類の水草は水槽内に一緒に入れられている金魚やメダカなどが排出する二酸化炭素程度の量でも上手く光合成を行い生長することができますのであえて二酸化炭素の強制添加などは検討しなくても大丈夫でしょう。

ただ水槽内の生態が極端に少ない場合や金魚藻以外にも多くの水草を入れているようないわゆる水草水槽などでは絶対的な二酸化炭素量が不足しがちになりますのでそのような時は二酸化炭素の添加も検討が必要かもしれません。

さらに水槽内の二酸化炭素は水換えなどによって補充することもできますので定期的な水換えをおすすめします。

金魚藻と栄養の関係

元気に育つ水草
元気に育つ水草

光と二酸化炭素の条件が揃ったら次に必要となってくるものに栄養があります。金魚藻の栄養と言えば水草用の肥料が販売されていますが、安易に沢山入れれば元気に育ってくれるものでもありません。水草の肥料はその水草の状態を確認しながら不足がちな時に与えてあげる必要があります。

金魚藻が肥料分を上手く吸収できないと余った栄養はコケの発生原因となってしまいますので注意してください。

また金魚藻の種類によっても与える肥料や与え方が変わってきますのでその辺を考えてみましょう。

まずはカボンバですが、この金魚藻は金魚藻の中でもしっかりと地中に根を張るタイプの水草ですので底砂への固形肥料が効果的です。

また生長が早く頂点の白化などを起こす時には鉄分の添加をしてあげると効果的です。

次にアナカリス(オオカナダモ)ですが、この水草は水質の悪化に強い為、金魚やメダカなどの排出する糞などから分解されて生成される栄養分だけでもしっかり生長してくれますので特に肥料などの添加を意識しなくとも問題ありません。

ただカボンバもアナカリスも底砂にしっかり根を張ることで生長が良くなりますので鉛巻きのまま沈めておくだけのベアタンク水槽では無く底床は必ず入れてあげるようにしましょう。金魚藻の生長を考えるなら底床の種類も栄養分の無い大磯砂よりはソイルなどを用いたほうがいいかもしれません。

金魚藻の中でもマツモはこれら水草とは違い根を張らない浮漂性の水草で水中を漂って育ちますので砂や底砂に植えても根は出しません。よって栄養分も根からの吸収では無い為、マツモに対しては底砂用肥料よりも液肥が効果的です。

金魚藻の増やし方

金魚藻が順調に育ち始めたら次は増やし方について考えてみましょう。金魚藻は水草の中では有茎系水草に分類されており名前の通り茎がありそこから枝分かれや葉を出して大きくなっていきますのである程度の大きさに成長したら節目の下あたりでカットして増やす事ができます。

一本の水草をカットして先端部を底砂に植え込む方法を差し戻しと言い、先端部がある為カット直後でも見栄えはいいです。逆に残されたほうの水草はピンチカットと言われ残された箇所から脇芽を出しボリュームを出す方法ですがカボンバやアナカリスはあまりこのピンチカットには向いていないようでカット直後の姿も見栄えのいいものではありません。

よってカットの際はあまり急がずに十分成長させて脇芽を沢山出すようになってから行った方が増やしやすくなります。この時の注意点ですがカットした水草があまりにも短いと成長が止まってしまい上手く育ちませんので最低でも10cm以上伸びたものをカットするようにしましょう。

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