カボンバの育て方と増やし方

カボンバの育て方と増やし方

カボンバの育て方と増やし方

カボンバ
カボンバ

学名:Cabomba caroliniana
適応水質:酸性~弱酸性 軟水~中硬水
適応温度:15℃~28℃
育成難易度:やさしい
二酸化炭素添加:あったほうがいい

カボンバはカモンバとも呼ばれ日本では古来より金魚藻として金魚やメダカ水槽のアクセントとして用いられてきました。そのせいか金魚の餌や隠れ家程度として扱われ枯れたら新しいものを投入するようなスタイルで考えられる事が多く、カボンバは現在の水草水槽と言われる水槽ではあまりレイアウトに使用される事は少ないようです。 ただ今一度カボンバを見直してみると細く繊細な葉にライトグリーンの色合いが魅力的な水草である事に気づかされます。

カボンバの育て方

カボンバを育てるための適性水温は15℃〜28℃程度とされpHは5.5〜7くらいとされています。日本の水は幸い水草育成には適したpHを保っている地域が多いため気をつける点は水温と光量になります。

熱帯魚水槽では必然的に水温の管理をヒーターなどで行いますが金魚水槽などでは水質を浄化する濾過フィルターや金魚に酸素を送る通称ブクブクと言われるエアレーション程度の設備が主流で水草が育つための環境には少し物足りない事が多いようです。

カボンバなどの金魚藻と言われる水草は水中で生活をしていますが植物である以上光合成を行わなければ生長は出来ません。よってカボンバをそだてるためには光合成に必要な光と二酸化炭素、そして光合成を活発にするための水温と水質の管理、さらには水草の栄養となる肥料分が必要になってきます。

まず光量では屋内の水槽で育成をするのであれば最低20W2本、出来れば4本程度の照明が必要になってきます。次に肥料分ですがカボンバは水草の中では肥料要求量の多い水草ではありませんので熱帯魚や金魚などが入っている水槽でバクテリアの働きがしっかりしていればあまり気にしなくても生長はしてくれますが元気良く色鮮やかに育てたいのであれば根元に底砂用の肥料を与えてあげるといいでしょう。

カボンバの植え方

購入後のカボンバ
購入後のカボンバ

カボンバはショップなどで鉛巻きで売られている事が多いですが鉛巻きのまま水槽に投入するのはあまりお勧め出来ません。

理由としまして鉛で巻かれた部分は巻き方によっては圧迫されている事があり茎の繊維が潰されているとそこから腐ってしまう事もありますので購入後は鉛を外し水で汚れや農薬を洗い流し、枯れた部分などがあったらカットしておきます。

次に底砂に埋め込むために下葉をふた節分ほどカットして茎だけの状態にし底砂に埋め込みます。底砂も出来れば大磯砂よりはソイルなどの方が根付きもよく栄養分もあるためお勧めです。

カボンバの増やし方

カボンバは有茎系の水草のため茎の途中からカットして埋め直す事で増やす事も出来ますがあまりトリミングに強い水草ではないようですので水面まで元気に伸ばしてあげて脇芽を沢山出すようになったらその部分をカットして差し戻すようにするといいかもしれません。

この時の注意点としては切れのいいハサミなどを使い水草の繊維を潰さないようにカットすることと最低でも10cm程度は残し、あまり短くカットしないことです。

水草はトリミングを行うと一時的にダメージを受けて生長が止まってしまうものがありその際に体内に溜め込んだエネルギーを使用して生命を維持します。よってあまり短くカットしてしまうとエネルギーが足りずに根付く前に溶けたり枯れたりしてしまう事にもなり兼ねません。

カボンバの種類

イエローカボンバ
イエローカボンバ

一般的にカボンバと言う名前で売られているカボンバは一番育てやすい種類となりその他にもカボンバにはレッドカボンバやイエローカボンバなどがありますがこれらの方が育成は格段に難しくなります。

育成は難しいですがイエローカボンバ、レッドカボンバともに状態良く育てると非常に綺麗な発色をしますので一度は育てていただきたい水草でもあります。

まずは一番メジャーなカボンバを上手く育てられるようになったらこれらのカボンバに挑戦してみるのも面白いかもしれません。

種類別水草の育て方カテゴリの最新記事