水槽の水換え・掃除

キッチンペーパーでは油膜が消えない理由と正しい油膜対策

2020年3月13日

キッチンペーパーでは油膜が消えない理由と正しい油膜対策

油膜で出た水槽

水槽に出た油膜をキッチンペーパーやティッシュなどで取り除く方法があります。

しかしこの油膜対策はその場しのぎの対策でしかなく、またすぐに油膜が漂い始めてしまいます。

なぜ油膜が消えないのか。

どうすれば油膜をなくすことができるのか。

そして油膜が発生した水槽の水質はどのように変化しているのか。

こんな油膜対策についてご紹介します。

しっかり水槽の油膜対策を行い、綺麗な水草水槽を維持できるようにしましょう。

キッチンペーパーやティッシュでの油膜取りはその場しのぎ

水槽の油膜除去方法としてキッチンペーパーやティッシュで油膜を取る方法があります。

水面にキッチンペーパーなどを浮かべて水面の油膜を吸着させる方法です。

確かに油膜を吸い付ける効果はあり、一時的に水面の油膜を減らすことができます。

しかし、この方法は時間の経過とともにまた水面に油膜が現れることがほとんどです。

キッチンペーパーやティッシュは簡単に油膜を吸わせて取ることができますが、短期的な一時対策にしかなりません。

なぜ取り除いたはずの油膜がまた現れるのか?

その答えを知るには水槽に発生する油膜の特徴と原因を知る必要があります。

キッチンペーパーで油膜が消えない理由

水槽に発生する油膜は「油膜」と呼ばれていますが、実際に洗剤や油が浮いているわけではありません。

水槽内で発生したタンパク質などが水中を浮遊し、水面に集まったものが水槽で発生する油膜と呼ばれるものの正体です。

よって水面に集まった油膜をキッチンペーパーなどで吸着させて処理しても水中に漂っているものがまた水面に集まってしまえば油膜として確認できるようになってしまうのです。

ではどのようにしたら油膜をなくすことができるのか?

油膜対策は除去作業と発生原因対策が必要

水槽の管理はコケ対策にしても油膜対策にしても除去作業と発生原因に対しての対処の両方を行うことが大切です。

除去作業には先に述べましたキッチンペーパーやティッシュによる手作業と油膜取り器を使用した自動でできる油膜除去の方法があります。

手作業での油膜取りはお金はかからないですが、その分油膜の発生量が多いと頻繁に行わなければいけないので大変な作業です。

油膜取り器を使えば初期投資はかかりますが、設置しておくだけで油膜をどんどん取り除いてくれる優れものです。

除去には油膜とり器を上手に活用する

油膜取り器はサーフェススキマーやサーフェーススキマーなどの商品で販売されています。

直訳するとサーフェスで「水面や表面」、スキマーは「掬いとる」みたいな意味合いですので水面の油膜を掬い取ってくれるアイテムであることがわかります。

ものによって多少金額差はありますが、それでも2000円〜3000円くらいで購入できます。

水面の油膜が気になるようになったら設置しましょう。

油膜取り器

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油膜の発生原因対策は原因探しから行う

水槽で発生している油膜の原因は何か?

油膜の発生原因となることがらからご自身の水槽に当てはまりそうなことを探してみましょう。

・餌の与えすぎによる水質の悪化

・生体の入れすぎによる水質の悪化

・濾過フィルターの目詰まりによる水流低下

・外部フィルターの長時間停止によるフィルター内酸欠

・大量の水換えによる水温の急変

・大量の水換えによる水質の急変

・酸素不足による濾過バクテリアの死滅

これら全てが油膜の発生原因になる可能性をもっています。

もし心当たりがあるようならすぐに改善しましょう。

 

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エアレーションによる油膜対策

油膜の発生原因に対する対処方法の一つがエアレーションです。

多くの発生原因の中でも濾過バクテリアの死滅による油膜の発生は特に多く、対策が厄介な油膜の原因とされています。

そのような時には濾過バクテリアにしっかり酸素を供給してあげて濾過バクテリアの活動を活発にしてあげることで改善されます。

また、濾過フィルター内の定期的なチェックも怠らないようにしましょう。

ろざいの目詰まりによって濾過フィルター内の通水性が悪くなると酸素の取り込み量が減るためバクテリアに酸素供給ができなくなります。

エアレーションにより水槽内に酸素をたくさん取り込んでも濾過フィルター内のバクテリアに酸素が運ばれなければバクテリアは生存できません。

 

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油膜が発生した水槽の水質は変化している

油膜が発生してしまったら水槽内の環境を見直し、時間をかけてゆっくりとバクテリアを育てていくようにします。

バクテリアは水槽内環境を改善したからと言って一気に増えるものではありません。

一度バクテリアが減ってしまったら時間をかけてゆっくりバクテリアを育てなければなりません。

バクテリアが育つまでは水質が不安になりやすく、茶コケなどに見舞われやすくなります。

油膜が発生してしまい、油膜対策を行ったら油膜が消えても水槽内の水質は不安定になっている可能性が高いことは認識しておきましょう。

水槽立ち上げ当初のようにバクテリアが少ないものと考え、日々の水換えや餌やりなどに注意しましょう。

このように油膜対策とは目に見える油膜をキッチンペーパーなどで除去するだけではなく、水槽内の濾過バクテリアを守りながらしっかり育てることなのです。

逆に言えば濾過バクテリアに対して常に意識を向け、日々の水槽管理を行っていれば油膜が発生する可能性を極端に低くすることができると言うことです。

水槽の油膜対策まとめ

・キッチンペーパーでの油膜対策はその場しのぎの対策

・油膜の成分の大半は水中で発生したタンパク質が水面に集まったもの

・油膜取り器の設置により継続的に除去する方法がおすすめ

・油膜は原因を追及して発生原因の改善が大切

・濾過バクテリアの死滅による油膜にはエアレーションも効果的

・油膜が発生した水槽の水質は変化している

 

今回は水槽の油膜対策についてご紹介しました。皆様のアクアリウムライフの参考にしていただけると幸いです。

 

水槽の油膜や白濁りについてまとめましたので合わせてご覧ください

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