水槽の硝子や水草に付く茶色いコケの対策方法
最近水槽を立ち上げてネオンテトラとアフリカンランプアイを飼いはじめました。
水草はカモンバとアマゾンソードとハイグロフィラを入れていますがいくら掃除をしても2、3日で硝子面や水草に茶色いコケがたくさんついてしまいます。
どうすればこのコケをなくすことができるのでしょうか?
水槽の環境は60cm水槽で外部フィルター、底砂は大磯砂、蛍光灯は3灯で8時間点灯、ペーハーは7.5くらいあります。
水換えは3日に1回1/4程度です。外部フィルターは60cm水槽対応の一つ容量の多いものを選びましたのでろ過不足はないとおもうのですが・・・
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茶ゴケに対する質問の回答
この茶色いコケは水槽立上時の生物ろ過が活発になっていないときに現れるコケです。
水槽内のろ過は物理的なろ過と生物ろ過に大きくわけられます。
その中で水槽立上時は生物ろ過が不安定なため老廃物の分解が正常に行われません。
そのため亜硝酸や硝酸塩が蓄積し、このコケの発生原因を作り上げています。
逆に言うと蛍光灯の本数や栄養過多とはあまり因果関係はないようで貧栄養水槽でも発生するコケです。
また底砂に大磯砂を使用しているのでソイルなどに比べてペーハーが下がりにくいという問題もコケの発生を助長しています。
対策としてはガラス面などに付着したコケはスポンジなどで擦れば簡単に取れます。
また底砂に老廃物が蓄積しやすいため底砂を軽くほじるとゴミが舞い上がるはずです。
このゴミをこまめに掃除し換水の回数を増やしてください。
3、4ヶ月ほど経つと落ち着いてくるはずです。
市販のバクテリアの投入とエアレーションにより生物ろ過の立ち上がりを早めることも水槽内の環境を整えるには効果的な方法です。
また生物ろ過が活発になるまでは餌の量も少なめにしできるだけ老廃物を出さないようにすることも必要です。
今回は水槽のガラスや水草につく茶色いコケの対処法についてご紹介しました。皆様のアクアリウムライフの参考にしていただけると幸いです。