浮き草 アマゾンフロッグビットとドワーフフロッグビットの育て方|室内・屋外

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浮き草 アマゾンフロッグビットとドワーフフロッグビットの育て方

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アマゾンフロッグビット

水槽やビオトープで初心者にも育てやすい浮き草として人気の高いアマゾンフロッグビットとドワーフフロッグビットの違いから育て方までを紹介。室内水槽での育成方法や屋外ビオトープにおける注意点・越冬・トリミングなど様々な環境での育て方をまとめました。

アマゾンフロッグビットやドワーフフロッグビットは河川や池沼など流れのほとんどない場所に好んで生息している熱帯性の多年性浮草です。



中南米原産の浮き草で、スポンジ状で円形の葉が水面に浮いている姿が可愛らしく、育成も容易なことから人気の高い水草(浮き草)となっています。

アマゾンフロッグビットはフロッグピットとも呼ばれることもありますが、フロッグビットの名前の由来はfrog=カエル、bit=破片やかけらという意味で、フロッグピットとなるとfrog=カエル、pit=竪穴や凹みという意味になってしまうので、どちらかというとカエルが休憩するのに丁度良いくらいの破片という意味の方が正解のように思えます。

まあ、呼び名はどちらでも通用するのでどちらが正解ということもないようですが・・・(笑)

呼び名は育て方には影響もないですのでうんちく?はこの辺にしておいて本題に入っていきましょう。


アマゾンフロッグビットとドワーフフロッグビットの違い

アマゾンフロッグビットとドワーフフロッグビットは、同じ熱帯性浮草で生息地も近いため育成環境にもほとんど違いはありません。

アマゾンフロッグビット両者の違いを比べてみると名前からもわかるようにドワーフフロッグビットの方がやや小ぶりで、葉の大きさは直径1~2cm程度、アマゾンフロッグビットは2~5cm位になります。

葉の形状はアマゾンフロッグビットが桃型というか丸みを帯びたハート型のように軽く先端が尖るのに対して、ドワーフフロッグビットは丸みを帯びています。

さらに同じような大きさの両者を比べると、根の伸びもアマゾンフロッグビットの方が長く、旺盛で葉にも厚みがでますので大きく育つ様子が伺えます。

ドワーフフロッグビットその成長の勢いから考えると水槽内の栄養分を吸収する力もおのずと強くなりますので、ちょっとした違いかもしれませんんが、少し大きめのアマゾンフロッグビットの方が水質浄化能力が高いと推測できます。

水槽の大きさや好みによってアマゾンフロッグビットとドワーフフロッグビットを上手く使い分けるようにすると水面のアクセントになるでしょう。

室内水槽における浮き草の育て方

アマゾンフロッグビット(ドワーフも含む)の育て方をご紹介していきますが、ここからはドワーフフロッグビットも同様の扱いで問題ありません。

アマゾンフロッグビットを上手に育てるコツは日照と水温、そして栄養です。

この条件は室内水槽育成と屋外のビオトープ育成で注意すべき点が違ってきますので、それぞれの環境における育て方を順にご説明いたします。

まず屋内水槽でヒーターを使用している水草水槽や熱帯魚水槽なら、アマゾンフロッグビットが好む最適な水温でもある26℃前後に維持されていますので、水温に対しては特に気にかけることはありません。

もし、ヒーターを使用していない金魚水槽やメダカ水槽の場合には季節によって生長スピードが変わり、気温の下がる冬場には色合いが悪くなることもあります。

ただ、室温を10℃以上に保つように心がけていれば、枯れることはほとんどありませんので、その状態で暖かい季節が来るまで待つようにします。

室内育成で温度管理以上に大切な事は光量の確保です。部屋の中で育成している以上、低温による枯れなどの心配はほとんどありませんが、逆に室内は日光が届かないことも多く、どうしても日照不足になりがちです。

水草育成をメインとした水槽であれば、水草育成用に照明を用意しているので問題ないのですが、熱帯魚や金魚などの場合にはどうしても照明が少なく、光量が弱い傾向にあります。

もともとアマゾンフロッグビットは南米の暖かい地域で太陽の光を一杯浴びて生長している水草で非常に太陽光を好む性質がありますので、日照不足にならないように照明の検討をしましょう。

水温は保てているのに葉の色合いが薄い、黄色い等の症状が見られるときは光量不足による光合成不足が考えられますので、照明の設置もしくは増設を検討します。

最後に室内育成における夏場の注意点として水温上昇による蒸れが挙げられます。

アマゾンフロッグビットは開けた風通しの良い場所を好み、蒸れに弱いのでガラス蓋をした水槽では調子を崩すこともあります。

よって夏場には冷却ファンの設置やガラス蓋の撤去、照明のリフトアップなど通気性をよくする対策が必要となります。

>>アクアリウムにおける夏場の高水温対策
>>節電効果も見込める夏場の高水温対策

屋外における浮き草の育て方

次に屋外で育てるときの注意点ですが、屋外では屋内水槽に比べ、日照の確保は容易ですので日の当たる場所で育成すれば簡単に育てることが出来ます。

よって日照の問題はあまり気にしなくても良いのですが、屋外では気温の変化と水量に気をつけなければなりません。

温暖な季節であれば放っておいてもどんどん生長していくような丈夫な水草ですが、気温の下がる冬場には生長が止まり枯れてしまいます。

よって気温が下がり始める秋口には室内育成に変更してあげることが望ましいでしょう。

逆に夏場は水量に注意が必要で、小さな容器などでは水温の上昇が激しすぎるうえ、蒸発による水不足も考えられますので、できるだけ大きめの容器を用意して水温の変化がなるべく少なくて済むようにします。

ドワーフフロッグビットまた屋外のビオトープでは何も入れていない水のみの容器よりも土や金魚、メダカなどの生体を入れてあげることで、ろ過バクテリアなども繁殖しやすくなり、自然の生態系が出来上がり、結果的に浮き草も順調に育ちやすくなります。

室内水槽での蛍光灯下ではあまり見られませんが、屋外で順調に育ったアマゾンフロッグピッドは温暖な時期には旺盛に生長して葉が立ち上がり、ロゼット型になります。

よく見かけるアマゾンフロッグビットのイメージからは随分と姿を変え、ホテイアオイに近い姿へと変わります。

冬に枯れるアマゾンフロッグビットの越冬

アマゾンフロッグビット(ドワーフも含む)は熱帯性浮草のため、冬の寒さには弱く、最低気温が10℃以下になるような寒冷地での屋外越冬は難しくなります。

よって気温が下がり始める秋ごろには屋内に移動し、寒さ対策を行います。小さいものでしたら、室内の窓辺など寒さをしのげて、日照を確保できる場所が理想です。

大きなスイレン鉢や池など移動の困難な育成方法の場合には、その場で越冬をするしかありませんのでできる限りの対策をしてあげます。

スイレン鉢などであれば梱包用のエアーパッキンなどで包んであげるだけでもかなり違い、温室効果が期待できます。

冬の冷たい雨風をしのげ、霜などの降りないような工夫をしておけば、生長は望めませんが越冬することは可能です。

越冬の時期は生長も止まり、葉は茶色く枯れてしまいますがしっかり保温をし、植物体内部が腐りきっていなければ、そのまま春を待つことによって新しい芽吹きが期待できます。

ただ、越冬は夏場にしっかりと栄養を蓄えて生長した物に限り、導入当初の弱々しいものではそのまま枯れてしまうことが多いのでやはり難しいでしょう。

屋外で冬を超えるコツはできるだけ保温に努め、水替えなど環境が変わることは一切しないでそっとしておくことです。

あとは植物のもつ、生命力に委ねるしかありません。

アマゾンフロッグビットのトリミング

十分な光量と液肥の添加で良く増えますが、水草水槽などでは増えすぎると水中への光を遮ってしまうので適度なトリミングが必要となります。

アマゾンフロッグビットはランナーと呼ばれるつる状のものを伸ばしながら子株を増やしていきますので、そのランナーをカットして古くなった株や余分な株をトリミングします。

トリミング(間引き)した子株はそのまま川や池に流してしまうと周辺の生態系を変えてしまう可能性もありますので、必ず廃棄処理するようにします。

浮き草初心者でも育てやすい浮き草の種類は意外と多いもので、他にもヨーロピアンフロッグビット、サルビニア・ククラータ、ルドウィジア・セドイデス、サンショウモ、オオサンショウモ、フィランサス・フルイタンス、イチョウキゴケ、リシアなどがありますので色々な浮き草を取り入れるのも面白いかもしれません。

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