ラージパールグラスの育て方

ラージパールグラスの育て方

ラージパールグラスの育て方

ラージパールグラス
ラージパールグラス

学名:Micranthemum unbrosum
適応水質:酸性~弱アルカリ性 軟水~弱硬水
適応温度:20℃~28℃
育成難易度:やや難しい
二酸化炭素添加:必要

ラージパールグラスは細いしなやかな茎に丸みのある葉をつけ、水草内でもトップクラスの明るいライトグリーンの色合いを出すため水槽内を非常に明るく鮮やかなレイアウトに仕上げてくれる水草です。

ラージパールグラスの育て方と植え替え

ラージパールグラス
ラージパールグラス

育成条件は蛍光灯3灯以上と明るめの光量を必要とし二酸化炭素の添加も効果的です。ニューパールグラスなどはトリミングなどによる差し戻しにも強くすぐに生長をはじめますがラージパールグラスは植え替えを嫌うため頻繁な移動はしないでください。

植え替え後1週間程度は生長が止まってしまうことがありますが調子を取り戻すまではいじらずにそっとしておいてください。しっかり根付くと頂点から大きめの葉を出し急激に生長をはじめます。

一度環境に慣れてしまえば育成は容易ですが密生した環境では光量不足により下葉が黄色く枯れこんでくることがありますので植え込みの時は適度に間隔を取りながら植え込む必要があります。

ラージパールグラスやキューバパールグラスなどは適度な硬度を好むためトニナなどの南米水草の好む低硬度水槽では茎が細くなったり下葉がすぐに枯れてしまうなどの生長障害を起こすことがあります。よって対応策として適度な硬度を保ってくれる石組み水槽などで利用されることが多いようです。

もし、他の水草はうまく育っているのにパールグラス類だけ上手く育たないときなどは硬度測定を行ってみると原因と対策が見えてくるかもしれません。

ラージパールグラスのトリミング

ラージパールグラスのトリミングにはピンチカットと差し戻しと言った方法があります。ピンチカットとは植えてあるラージパールグラスの頭部分をカットしてしまい、残された部分から数本の新芽を展開させる方法で有茎系水草の特徴でもある成長点をカットされることにより脇芽を展開する性質を利用しています。

ピンチカットのメリットは上に行くに連れ徐々にボリュームを出していくために根本がすっきりして通水性が良くなることと根を抜かないでできることにより底床をかき回さないため余分な栄養分が水中に流出しないで済むことです。

逆にピンチカットのデメリットはカットしてすぐの時は切り口が丸見えのため見た目が悪くなると言うことでこの問題に対しては前景にあまりトリミングを必要としない水草などを植えておきトリミングの際にカット部が隠れるようなレイアウトの工夫をすることで対応できます。

もう一つは何度もピンチカットを繰り返してボリュームを出していくのですが根本の葉は徐々に古くなっていくためある程度の期間が過ぎたら差し戻しを行う必要があります。

差し戻しとはピンチカットで余った上の方の水草を再度植え込み根付かせる方法や伸びすぎた水草をすべて抜いてしまい元気な上の方だけをカットして残し植え直す方法などのことを指します。

この差し戻しのメリットは新しい元気な葉を残すためにトリミング後から綺麗な水草を楽しめると言う点と古い部分を水槽内から除去することによりコケ対策にもなります。差し戻しのデメリットは一度水草を抜き取ってしまうためにソイルなどをかき回してしまうため一時的に水中が富栄養化してしまうことと作業性がピンチカットに比べ大変なことが挙げられます。ラージパールグラスは茎が細く底床から抜けやすいですので差し戻しの際には2節くらいは土に埋め込むようにしてください。

ラージパールグラスの水上葉

ラージパールグラスの水上葉
ラージパールグラスの水上葉

水草の中には水上と水中で全く違った姿を見せる水草も多いですがこのラージパールグラスは水上で育成した水上葉でも水中葉とほとんど違いはありません。

よって水上育成した水上葉を水槽内にレイアウトしても違和感を感じないのもこのラージパールグラスの魅力の一つでもあります。

ラージパールグラスは先にも述べましたが生長すると下葉が古くなり枯れだしたりコケが付着したりしてしまいます。

そんなラージパールグラスはトリミングを行い余った部分を屋外で育てることで新しい綺麗な新芽をだし生長しますのである程度成長したらその部分をカットして水槽に戻すこともできます。

ラージパールグラスの水上化のコツはまずは気温です。冬場や秋ごろではやはり日照不足と温度不足により生長は鈍ってしまいますので初夏頃の気温が20℃を越えるようになってから屋外育成をするようにしてください。

底砂は園芸用の赤玉でも問題なく育ちますが多少の肥料分は施してあげた方がいいようです。水上葉育成の注意点は他にもあり強い太陽光は禁物で朝方の光はしっかり当たるような場所で日中は日陰になるような場所が理想です。日中の強い光や熱は水草には少々迷惑のようで葉焼けや萎れの原因になってしまいます。

種類別水草の育て方カテゴリの最新記事