エキノドルステネルスの育て方
学名:Echinodorus tenellus (Mart.)Buch
適応水質:弱酸性~弱アルカリ性 中硬水
適応温度:18℃~30℃
育成難易度:やさしい
二酸化炭素添加:あったほうがいい
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エキノドルステネルスは別名をピグミーチェーンアマゾンといいエキノドルスの中でも非常に小さな種類にはいります。
水上では背丈5~6cmほどで長い葉柄があり葉は幅3mmほどのへら状になり丸みを帯びています。
水中葉になると葉と葉柄の区別はつかなくなり幅1.5mmほどの鋭い葉をつけるようになります。
小型でレイアウトに取り入れやすいエキノドルス
エキノドルスの種は状態がいいと大きくなりすぎて困ることが多いなか、このエキノドルステネルスは小型のため前景向け水草としてレイアウトに用いられることが多いようです。
生長は早く一度根付くと次々にランナーを伸ばし子株を増やしていき、気がつくと思いもよらない場所までランナーを伸ばしていることもあります。
栄養は底砂内に固形肥料を添加してあげることが効果的で特に鉄分をしっかり与えることで元気に生長していきます。
また二酸化炭素の添加により葉の淵から赤みを帯びることがあります。
古くなった外側の葉に苔が付着することがありますので葉が古くなり色合いが悪くなってきたら早めにトリミングをおこなうことで綺麗な光景を保つことができます。
そのほかにも表面に付着する苔防止のためにはオトシンクルスなどをいれておくといいでしょう。
エキノドルステネルスの植え方
植え込み時の注意点としてはロゼット型のため新芽を葉の中心から出しますのであまり深く植え込むと新芽の生長を阻害してしまうことがあります。よって根が少し見え隠れするくらいの深さに埋め込んでおけばいいでしょう。
鮮やかな赤と緑のコントラストを出すためには明るめの光量と二酸化炭素をしっかり添加することです。
逆に二酸化炭素不足になると若干赤茶味がかった渋みのある色合いになってしまいます。
今回はエキノドルステネルスの育て方についてご紹介しました。皆様のアクアリウムライフの参考にしていただけると幸いです。