陰性水草 水草の種類

クリプトコリネ ウェンティー グリーン 育て方!ブラウン.ゲッコー.トロピカとの違い

2022年11月22日

クリプトコリネは、【溶ける水草】の代表格などと言われ、急激な環境の変化に弱い水草です。どちらかと言うと、水中よりも水上での育成の方が管理がしやすく向いているといえましょう。

クリプトコリネは水中での育成も当然のこと可能ですが、デメリットでもある『溶けやすい』と言う点からみると、初心者の方には少し難しく感じてしまうかもしれませんね。

しかし、裏を返せば生命活動のピンチを感じると自らの葉を溶かす事でリセットし、新たな新芽展開をしていく訳なのである意味すばらしい適応能力と言えます。

いったん溶かす事で身を守っている水草だと言う事が始めから分かっているのであれば、仮に溶けてしまっても後は新芽展開を待てばよいわけですので怖がる必要はありません。

育成にあたっては、水槽内の通気に注意しましょう。水流のない水槽化での育成は、水中にゴミなどがたまりやすく水質悪化につながります。葉が溶ける原因となったり最悪【根腐れ】を起こしてしまう場合もあります。

これらを回避するには、やはり上手に水流を作り水槽内の水を循環させる事が重要になってきます。水質の急激な悪化以外に水流にも気を配る事で、元気なクリプトコリネを育成する事につながります。

それでは、『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』育て方を始め、クリプトコルネ ウェンティ-ブラウンやゲッコー、トロピカとの違いについてもふれていきましょう。

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クリプトコリネ ウェンティー グリーンの育て方

Cryptocoryne wendtii var.’green’

『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』は、クリプトコリネ系の中では初心者向きの【里いも科】の陰性水草です。

陰性水草なので、低光量でco2添加なしでも育成は可能ですが、最終的に群生させたり生長速度を上げたいなどの目的があるのであればco2添加してあげた方が効果的です。

東南アジア原産(スリランカ、パプアニューギニア)で、主に河川や湿原などに多く分布し水質は弱酸性~弱アルカリ性(ph3~6)、中硬水、水温22~28℃が適温になります。

葉は、ライトグリーンで隋円形、やや狭い隋円形、狭卵形で5~15㎝ほどあり波打つ形状が特徴的の葉ですね。

草丈は10~20㎝、葉幅は狭いもので1㎝~太くて4.5㎝と生育環境により差が生まれます。

クリプトコリネは、このロゼット型の葉にも特徴があります。株の中心に茎を作らず根本から四方に隋円形の丸みのある葉を広げるタイプです。育成環境により、葉の形状や葉色が変わる点も面白いですね。

クリプトコリネは水中葉では花が咲きませんが、水上葉になると花を咲かせる事があります。例えばですがクリプトコリネのようにロゼット型の植物は、茎に使用する養分を節約する事で花や他の部位に養分を送る事を可能にしています。

そして、ロゼットタイプは根本から四方に葉を広げる事で少ない光量でもまんべんなく光合成をする事も可能になります。

育成環境さえ安定してしまえば、さほど手がかからないのでそのまま放置しても気が付いたら生長している事でしょう。普段から注意する点としては定期的に換水する事と、水槽内に水の流れを作ってあげる事が大切です。

水が循環する事で、水槽内の汚れをフィルターが吸着しやすくなり水槽の底に汚れがたまりづらくなる利点もあります。

水槽全体に、水流ができるようにフィルターなどの向きを調整し水が水槽全体を循環するようにしてあげてください。クリプトコリネ系の陰性植物は、人間でいう肝臓のように調子を崩してもしばらくは顔色ひとつ変えません。

要するに分かりづらいわけです。いっけん健やかそうに見えても実はそうでなかったりするので、調子が悪くならないように人間が予防してあげる必要があります。

何でもない事のようですが、水槽の底に汚れがたまると言う事は水草の根本にも汚れがたまっていきます。植物は呼吸していますので、必然的に根には有害物質たまりやすくなります。

水槽内で上手に水流を作る事は、コケ予防にもつながり元気な水草を育成する秘訣でもあります。

定期的に水槽の底にゴミがたまっていないか?水草の葉っぱに汚れが付着していないか?コケはついていないか?など健康チェックしてあげると良いでしょう。これらをチェックするだけでも、育成不良を防ぐ事につながります。

元々水流のある環境で育っているので、定期的に換水も行いながらしっかりと水を循環させてあげましょう。

クリプトコリネが溶ける?

クリプトコリネ系の水草は環境の変化に非常に敏感ではありますが、ちゃんと順応性がある水草です。環境が合わない!と葉が溶けますが、その後しばらくすると新芽を出し再生します。

どんな時に溶けてしまうのか?と言うと、特に初心者の方にありがちなのが設置したばかりの水槽にすぐ水草をドボンしてしまった時です。

設置したばかりの水槽は、生物濾過がまだ不充分なので最低でも2~3週間くらいは試運転をし準備が整ってからクリプトコリネを投入するようにした方が良いでしょう。

また、ショップでクリプトコリネを購入した際はショップで管理していた水槽内の水質と、これから育成する水槽の水質が異なります。この場合、クリプトコリネは、いったん葉を溶かし新しい水槽の環境に適合した新芽を新たに生やそうとしますがこれは自然な事です。

根茎部分が枯れてない限り、必ず新芽を出しますので心配せずにこのまま待ちましょう。まれに購入した水草が枯れない場合もありますが、ショップでも育成環境(水質)と運よく類似していた場合は枯れません。

ネットショップでは難しいかもしれませんが、ショップで種水を分けて頂けるような所であれば少しづつ水質に慣らす事は可能かと思います。ダメ元で聞いてみても良いですね。

よってショップでクリプトコリネの場合、新規に購入した水草はまず溶ける!と思っていた方が良いでしょう。(購入した水草が水上葉だった場合も同様です。)

ただここで言えるのは、この場合病気で溶けているわけではない!と言う事です。よって気長に生長を見守る事にしましょう。

せっかく購入した水草がキレイに溶けてしまう?と心配になったり残念に思われるかもしれませんが、クリプトコリネ系の水草は生命力が強い水草です。

元々スリランカ河川域の雨季と乾季が激しい湿原などに生育していたわけで、水中または水上どちらの環境にも臨機応変に順応してきた水草であると言う事です。

栽培中のクリプトコリネが溶けてしまった場合は、環境が大きく変わってしまったサインです。水質悪化や、急激な温度変化、光量の変化、co2添加を急に停止した場合、など思い当たる点があれば改善し再び新芽が出るまで様子をみましょう。

また、上記以外にも液肥を少し添加しただけで溶けるケースも中にはあるようです。

クリプトコリネが新芽展開するまでの注意点として、溶け出したクリプトコリネは隣接する他の水草にも悪影を与えます。手で取り除けるものは取り除き、臨機応変に底砂掃除用のプロホースなどを使用し早めに吸い上げましょう。

クリプトコリネは硝酸塩が増えると溶ける?

クリプトコリネが溶ける理由は、まだ解明されていない部分も多いですがクリプトコリネが溶ける原因として『硝酸塩』が関係しているのではないか?とも言われています。

クリプトコリネは硝酸塩が増えると溶ける?

硝酸塩とは?生体のフンや食べ残しをバクテリアが分解し、その最終段階で『硝酸塩』と変化します。つまり、毒素の高い排泄物をバクテリアの濾過能力により低毒素になった状態のものが『硝酸塩』です。

この硝酸塩は、水替えなどで換水する事で水槽内なら減らす事ができます。硝酸塩は、水草だけでなく生体の調子を崩す原因にもなりますので定期的に水質チェックをし硝酸塩が高くなっていないか?測定すると良いでしょう。

クリプトコリネを溶かさないためにも、定期的に水槽内を換水した方が良い理由としてこのような事があげられます。

クリプトコリネの植え付け

『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』は、植え付けの際には注意する点がいくつかあります。植え付けの際には根を傷めないように慎重に扱わないと致命的なダメージにもつながるので、他の陰性水草に比べるとやや気を使う水草ですね。

それでは植え付けの準備をしていきましょう。購入時の水草はポットに入っていたり、鉛がついていたりしますのでこれらは外します。

そして、複数の株がロックウールに巻かれている状態だと思いますのでこれを丁寧にはがしていくわけですが、この時の注意点として雑にバリバリと株や根を引きはがすのはNGです。

ロックウールが取りづらい場合は、ピンセットなどを使い丁寧に取り除きます。時間がかかりそうな時は、根が乾燥しないように霧吹きを使用しながら作業するようにしましょう。

クリプトコリネは根を傷めると生育不良に直結したり、最悪枯れてしまいます。そうならないためにも根を傷めないように、優しく丁寧に株を切り離していく必要があります。

株の切り離しが終わったら次に根を洗います。水草にスネールの卵などがついている場合もあるので水洗いして汚れなどは落としておきましょう。

植え付ける前に根っこの状態も確認し、根腐れなどがないか?などもこの段階でしっかりチェックし汚れた根は取り除いておきます。元気な根っこは白いですが、根腐れを起こした根は黒いのですぐ分かります。

さらなる注意点としてクリプトコリネ系は移植を嫌います。よって、一度植え付けたら後でレイアウト場所を変えてしまうのはお勧めできません。植え付けの際はレイアウトを変更しない事を前提に、生長後のイメージの加味しながらレイアウト場所を決めると良いでしょう。

レイアウト的には『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』の場合、後に大きく生長した姿を想像すると後景向きと言えます。もしくは、中景ですね。

クリプトコリネは陰性水草なので、あまり多くの光を多く必要としない点からも流木の陰になるような場所などにも多く使われたりします。

底砂は、大磯砂や川砂、ソイルなどでOKです。植え付け場所が決まったら、根を傷めないように一株づつ優しく丁寧に植え付けてあげましょう。レイアウトにもよりますが株はまとめて移植するより、一株づつ植えてあげた方が根も混みあわず生長も早いです。

クリプトコリネ 照明(光量)

『クリプトコルネ ウェンティーグリーン』は、名前からも見てとれるようにキレイなグリーンの葉をしています。このグリーンをキレイに保つには高光量にならないように低光量で管理すると良いでしょう。

『クリプトコルネ ウェンティーグリーン』に強い光をあててしまうと、葉が茶色みを帯びてしまいます。これはこれで落ち着いたカラーで悪くないとも思いますが、好みもあるかと思いますので、キレイなグリーンを観賞したいのであれば低光量で育てていきましょう。

クリプトコリネ 肥料

『クリプトコルネ ウェンティーグリーン』は、肥料をけっこう消費する水草なので同じクリプトコリネ系の品種の中では草丈も大きくなりやすいと言った特徴があります。

肥料を食うからと栄養を与え過ぎてしまうと、どんどん大きくなってしまいますので、肥料は必須ですが追肥等で与え過ぎないようにだけ注意しましょう。そしてもう一点、肥料過多の水槽内では葉の表面がグリーンではなく褐色(茶色)が多くなります。

逆に少ないとグリーンが多くなります。よって、クリプトコリネの葉が褐色になった場合は、強光量もしくは肥料過多のサインにもなります。

仮にですが肥料を抑える場合も、極端に【肥料不足】になってしまうと育成不良を起こしやすくなります。本来持っている適応能力さえも奪ってしまいますので、クリプトコリネの生命活動には必要最低限の栄養は必要です。

肥料は、エビなどの生体がいても安心な水草用の固形肥料(イニシャルスティック)がお勧めです。このような水草用肥料を底砂に埋めておくと良いでしょう。このイニシャルスティックは土の中で少しづつ溶け出し水草を元気にしてくれますので適量を入れてください。

臨機応変にはなりますが固形肥料の方がお勧めな理由は、クリプトコリネは、どちらかと言うと葉面よりも根っこから大量の栄養分を吸収する性質があるからです。よって、上記のような水草用の固形肥料がお勧めと言うわけです^^

肥料が足りないと、葉先が白や黄色になったり不調のサインは葉に出るようになります。ただし注意点として肥料は一気に与えるのではなく、様子を見ながら必ず少量づつ与えて様子をみるようにしましょう。

購入したクリプトコリネの場合

購入したばかりのクリプトコリネの場合、植え付け直後はまず環境に馴染む事が最優先されるのであまり肥料を消費しません

そして根腐れを防止するためにも、肥料は植え付けて2週間あたりから底砂にイニシャルスティックのような水草用の固形肥料を埋め込むようにすると良いでしょう。

ただし、もうすでに他の水草が入っている場合は、この限りではありません。肥料は、水草が「さあ、これから生長するょ!」と言うタイミングで「がんばれ」と言う意味合いを込めて投入してあげるのが一番ベストです。

つまり、環境に馴染んできて新芽を出すなど視覚的に生長の動きが確認できた段階です。(この目安として約2週間

クリプトコリネの活着

『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』には、活着するための根(活着根)がありません。よって流木や石などに無理やり巻き付けても生長不良を起こしやすくなるだけなので、直接ソイルなどに植える事になります。

クリプトコリネ ウェンティー ブラウン.ゲッコー.トロピカとの違い

クリプトコリネは別種との交配も進んだ事で、葉の色やサイズ・形状などが異なるものも増えてきました。

クリプトコリネ ウェンティーグリーンとクリプトコリネ ウェンティーブラウン、そしてクルプトコリネ ウェンティーグリーン ゲッコーやトロピカ・リアルグリーンなどの違いについても見ていきましょう。

クリプトコリネ ウェンティー ブラウン


Cryptocoryne wendtii var.’brown’

『クリプトコルネ ウェンティー ブラウン』は東南アジア原産(スリランカ)の河川や湿原などに多く分布し、水質は弱酸性~弱アルカリ性、中硬水、水温22~28℃が適温になります。

草丈は、15~20㎝、葉の長さは7~10㎝、葉幅2~3㎝、褐色(茶色)の葉色が特徴的で葉は波打つ形状をしています。

『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』同様に、弱い光で低栄養価だと葉色がグリーンに傾き、高光量に高栄養化でも育成だと暗褐色に変化します。

『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』との大きな違いは、【ブラウン系の葉色】だけでなく『クリプトコルネ ウェンティー ブラウン』の方がややサイズが大きめになります。

葉色は褐色で渋めの葉が特徴的なので、できれば茶系の良さを出したいところですね。

クリプトコルネ ウェンティー グリーン ゲッコー

Cryptocoryne wendtii var.’green gecko’

草丈は5~10㎝で前景~中景向きの水草です。

『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』との違いは『クリプトコルネ ウェンティー ゲッコー』の方が【葉の発色が良く明るいグリーン】をしています。

シンガポールにあるファーム内で突然変異により偶然出来上がった株で、黄緑色の葉に緑色の葉脈が入るのが特徴です。

クリプトコルネ ゲッコーの葉は、葉の根本から茶色がにじみ出るように葉脈にそって広がっていきます。しかし、クリプトコルネ ゲッコーは、この葉色を楽しむには高光量に当てる必要があります。

観賞用にピッタリな個性的なクリプトコリネです。生育環境は、水質は弱酸性~弱アルカリ性、中硬水、水温22~28℃と『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』と同様の扱いになります。

クリプトコリネ ウェンティー トロピカ

Cryptocoryne wendtii var.’Tropica’

他のクルプトコリネとの大きな違いは、何と言ってもこの【存在感のある葉っぱ】でしょうか?

東南アジア原産(スリランカ)の河川や湿原などに多く分布し、水質は弱酸性~弱アルカリ性、中硬水、水温22~28℃が適温になります。

草丈は、6~10㎝、葉の長さは3~6㎝、葉幅1.5~3.5㎝、葉は濃い茶色で褐色のしま模様が入り葉の表面は波打つようにデコボコしていてとても個性的な葉を展開するのが特徴です。

水中の環境化で葉幅は狭めですが水上に出ると葉幅が広くなります。

『クリプトコルネ ウェンティー トロピカ』は、デンマークのトロピカ社(有名な水草ファーム)の名前が入っています。

クリプトコリネ ウェンティ リアルグリーン

Cryptocoryne wendtii var.’Real green’

東南アジア原産(スリランカ)の河川や湿原などに多く分布し、水質は弱酸性~弱アルカリ性、中硬水、水温22~28℃が適温になります。

草丈は、6~12㎝、葉の長さは3~6㎝、葉幅1.5~2㎝、葉は波打つ形状をしています。

『クリプトコルネ ウェンティー グリーン』との違いは『クリプトコルネ ウェンティー リアルグリーン』の方が、【明るめのグリーン】で見比べると葉幅も狭くスマートな葉っぱをしています。

また、『クリプトコルネ ウェンティー リアルグリーン』は、高光量の環境化でも葉が茶色にならず常にグリーンなのも大きな特徴の一つです。

1995年に初入荷し変わらず人気のある水草です。そして、通常水草は高光量だと大きくなり過ぎるデメリットがあるのですが、『クリプトコルネ ウェンティー リアルグリーン』は、高光量でもずっとコンパクトサイズを保ってくれる点も人気の秘訣と言えます。

クリプトコリネ ウェンティー グリーン 増やし方

『クリプトコルネ』は、株分けで増やす事ができます。クリプトコリネは、地下茎を伸ばしながら子株を作ります。クリプトコリネを増やす場合は、株が生長した頃を見計らいランナーから生長した子株を切り離し増やしていきます。

注意点として、子株を切り分ける際も根を傷めないように丁寧に子株を切り分け差戻していきましょう。

クリプトコリネのトリミング

生長スピードが遅いので頻繁なトリミングの必要もありませんが、枯れたり溶けたりしている葉は早めに取り除き水が汚れないよう対策していきましょう。

クリプトコルネをトリミングする際のコツとしては、クリプトコリネの場合はハサミを使うよりも手で葉を根元からちぎる方がキレイに葉を切り離す事ができます。

注意点としてはハサミでカットする場合も同様ですが、必ず株の根本でトリミングする事が大切です。それともう一点、ちゃんと大きく生長した株しっかりと根が張っている!事が、手でトリミングする条件になります。

それでは、手でトリミングする方法です!

手でトリミングしたい葉を見つけたら、トリミングしたい葉の根本付近まで手探りで探っていきます。

葉の付け根部分を確認したら、株の付け根部分を軽く指で抑え、葉を少しひねるように引っ張るだけで簡単に葉を切り離す事ができます。慣れてくるとだんだんコツがつかめてくるはずです。

ハサミを入れにくい密集した場所でも、手でトリミングする方法なら作業スピードも上がりますし誤って違う葉をカットしてしまう心配もありません。

ただし何でもかんでも手でトリミングすれば良いと言うものでもなく、植え付けて間もない株の場合は手で引っ張ってしまうと株ごと抜けてしまいますのでこの場合はハサミでトリミングするのが適しています。

ハサミはトリミング用の専用バサミを使うようにし、必ず株の根本の少し上でカットしましょう。中途半端な位置で葉をカットしてしまうと、切り残した葉が溶け出し水質を悪化させてしまいます。

よって、クリプトコリネのトリミングは臨機応変にトリミング方法をかえましょう。

以上、『クリプトコリネ ウェンティー グリーン 育て方!ブラウン.ゲッコー.トロピカとの違い』の記事でした。

それでは引き続き素敵なアクアライフをお楽しみください(⋈◍>◡<◍)。✧♡

最後までお付き合い頂きどうもありがとうございました。

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