水草水槽の立上げ準備

水槽照明ライトにタイマーは必ず必要?使い方や最適な時間は?

2021年12月26日

水槽照明ライトにタイマーは必ず必要?使い方や最適な時間は?

水槽照明とタイマー

水槽照明にタイマーは必ず必要?使い方は?

水槽照明のタイマーの時間はどのくらいがベスト?

水槽のled照明でタイマー付きの商品はどう?

水槽タイマーでおすすめは?

こんな水槽のタイマーに関する疑問についてご紹介いたします。

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水槽照明にタイマーは必須?使い方は?

水槽照明ライトになぜ水槽用タイマーが必要なのか?

水槽用タイマーはどのように使うのかなど水槽用タイマーの必要性と使い方をご紹介いたします。

タイマーの使い方を理解することでタイマーに求める機能なども理解しやすいかと思います。

水槽用タイマーとはプログラムタイマーとも呼ばれ、設定時間に電源をオンもしくはオフにするアイテムです。

そのような機能により水槽周りの設備の自動管理を行うことができるようになります。

朝になったら照明の電源を入れ、夜になったら電源をオフにする。

照明の点灯と同時にco2の添加を始めるなどの作業を自動で行えるようになります。

水槽照明にタイマーを使う理由は規則正しい照明の点灯を行うためです。

何故規則正しい照明の点灯が必要なのか?

それは水槽に照明を設置する理由を理解していれば自ずと見えて来るはずです。

水槽の照明には水槽の鑑賞効果を高める目的とともに生体の生活リズムを整える働きがあります。

規則正しい照明の点灯は水草が光合成を行うサイクルを整えるうえ、熱帯魚などの生体が昼と夜を認識するためにも不可欠です。

このサイクルがメチャクチャになってしまうと熱帯魚がストレスを感じて体調を崩してしまったり、水草の光合成サイクルが狂ってしまい、成長不良やコケの大量発生に繋がってしまうこともあります。

水草水槽ではco2の添加を電磁弁を使用して行う方法があります。

そのような場合には照明の点灯と同時にco2の添加が始まり、消灯と同時にco2の添加が終了することが理想です。

そのサイクルを規則正しく保つためにはco2の添加もタイマー管理にて行うようにします。

逆に消灯時間の酸素維持のためにエアレーションを夜間だけ行うためには照明の点灯とは逆のタイマー管理が必要となってきます。

この一連の作業を毎日決まった時間に水槽管理者が365日欠かさずに出来るのであれば水槽タイマーの必要は無くなります。

そのような作業の負担を軽減する目的(自動化)するのが、水槽タイマーによるプログラム管理です。

水槽照明のタイマーの時間はどのくらいがベスト?

水槽照明ライトの規則正しい点灯の必要性を理解したところで次に出てくる疑問が照明の点灯時間の長さです。

照明の点灯時間の長さは8時間~12時間の間がベストと言われています。

この照明の点灯時間は何によって決まるのか?

それは日照時間の長さに出来るだけ合わせようとした結果です。

朝になり太陽が昇ってから夜になり沈むまでの「昼」を室内の水槽で演出するために水槽照明を設置しています。

よって8時間~12時間くらいがベストとされます。

水槽立ち上げ当初や水草の少ない水槽では水槽内の水質浄化サイクルが不安定なため長時間の点灯はコケが増えやすくなります。

よってコケが気になる時には短めの点灯を心がけるようにしましょう。

水槽の調子が上がってきたら12時間くらいの点灯でもコケに悩まされることは少なくなるはずです。

水槽のled照明でタイマー付きの商品はどうか?

水槽のled照明の中にはタイマー一体型の商品があります。

確かに水槽照明の管理においてタイマー管理は今や必要不可欠な存在と言っても過言ではありませんので、そのような商品があっても不思議ではありません。

しかし、昨今の水槽用LEDライト全てにそのような機能が搭載されているかと言えば搭載されていないものの方が多いのも事実です。

何故必要不可欠なものなのに搭載されていないのか?

ここからは私の憶測の域になってしまうことをご了承ください。

LEDライトもしくはタイマー機能のどちらかが壊れてしまったら使えなくなってしまうことや多機能にすればするほど故障のリスクが高まることが考えられます。

よって必要最低限の機能に特化した製品となっているのではないでしょうか。

また、タイマー機能を一体型させることで間違いなく価格にも反映されてしまうため他社との価格競争にも不利になってしまうことも挙げられます。

さらに水槽管理では照明以外にもco2添加やエアレーションにもタイマーを使用することがあるため結局は別途タイマーを購入することになるので初めから一体型にするメリットが無いなどが考えられます。

そのような理由からタイマー一体型の商品があまり普及しないのではないでしょうか。

タイマー一体型の照明を購入する際に気をつけなければいけない点が一点あります。

それはタイマーオフになっても照明が消えない商品があるということです。

製品の不具合とかではなく、もともとの規格がタイマーオフによりLEDの照度を抑えるだけで全消灯でないものがあるのです。

その事を知らずに購入してしまうと折角のタイマー管理なのに最終的には自分で電源をオフにしなければいけないことになってしまいます。

商品開発者の考えでは日中の明るい状態から夕方の薄暗い状態を作り出す仕組みとの事ですが、実際の水草水槽管理ではあまり利用されない機能とも言えます。

水槽照明のタイマーでおすすめは?

おすすめの水槽照明タイマーは水槽管理の方法によって変わってきます。

水槽照明だけにタイマーを使用するのであれば単一タイマー管理で問題ありませんが、エアレーションもタイマー管理するのであれば2系統のタイマーが必要となってきます。

その場合、1製品で2系統のものを選ぶのか、2つのタイマーを購入するのかなども検討材料となります。

水槽タイマーの選び方については他の記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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水槽照明のタイマーまとめ

  • 水槽照明タイマーは生体や水草の生活リズムを整えるために必要不可欠
  • タイマーを使用しなくても毎日管理者が管理することは出来るが、忘れなどによるリスクは大きい
  • 水槽照明の点灯時間は8時間~12時間位がベスト
  • 照明とタイマーはそれぞれ別途に検討して購入した方がよい
  • おすすめの水槽照明タイマーは使用目的によって変わる

今回は水槽照明に使用するタイマーについてご紹介しました。皆様の水槽管理の参考にしていただけると幸いです。

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