水草が上手く育たない時はまずここを見直そう!!水草の成長と光

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水草がうまく育たない?!

水草が上手く育たないと肥料不足などを疑ってしまうことも多いですが、もしかしたら一番大切なものが不足しているのかもしれません。

水草にとって一番大切なものと言えばもちろん光です。

アクアリウムで言うところの光とは照明の事を指しますが、「照明を設置した=光は足りている」では無く、光の明るさを意識しなければなりません。

光の明るさを意識するとはどのような事なのか水草の光合成の仕組みと明るさについて考えてみましょう。

水草に光が必要な理由

何故水草の成長に光が不可欠なのか?その理由を知ることで水草を元気に育てる為のヒントが見えてきます。

「光合成をするから光が必要なんでしょ。」確かにざっくり言ってしまえば間違いではありません。

しかし水草の成長には光合成量と呼吸の関係があることはご存知でしょうか?

仕組みは多少違いますが、わかりやすく人の成長を例に考えてみましょう。

人は常に呼吸をして成長していますが、これは水草などの植物に対しても同じことが言えるのです。

我々、人間は寝ている時でも常に呼吸をしており、水草も同じで蛍光灯消灯時などは光合成は殆ど行われていませんが、呼吸は一定量を保ちながら行われているのです。

そして明るくなると光合成が行われるようになり、光の強さに応じてその活動は活発になっていきます。

光と光合成量の関係

光と光合成の関係

上の図の光合成曲線を見てもわかるように光が強ければ強いほど光合成は活発になり、水草の成長に必要なエネルギーが作り出されるのです。

この時に二酸化炭素CO2からCが使用され余ったO2、いわゆる酸素が放出され気泡となって水中に漂うようになります。

強い光を当てると気泡を沢山出すようになるのは光合成が活発に行われた結果ということになります。

逆に暗い時には微量の光合成しか行われずに呼吸によるエネルギー消費の方が多くなってしまいます。

光補償点光合成と呼吸のバランスが取れた点を光補償点と言い、この点よりも光合成が弱いグレーの丸の部分が長く続くと水草はエネルギーを使い果たして枯れてしまいます。

光合成量は光の強さに応じて緩やかな曲線を描きながら増加していき、ある一定量まで来るとほぼ水平を維持するようになります。

この点を光飽和点と言い、光飽和点は植物の種類によって異なる事が知られています。


水草の種類による光合成量の違い

水草の中には蛍光灯2灯程度で育つものもいれば、4灯もしくはメタハラなどの強い光を必要とする種類のものもいます。

この違いが光補償点と光飽和点の違いなのです。

アヌビアスなどのように成長の緩やかな水草はエネルギーを沢山必要としませんので呼吸量も少なくてすみます。

よって光補償点も下がりますので弱い光でもエネルギーを使い果たしてしまうことが少なくなります。

逆に成長の早いパールグラスなどの有茎系水草は多くのエネルギーを使用するために呼吸量も増え、その結果光補償点が引き上げられてしまいます。

その為、光が弱いと光補償点を超える光合成量が稼げない為に育たなくなってしまうのです。

次に光飽和点の話になりますが、先に述べたアヌビアスなどのような成長の遅い水草は沢山のエネルギーを必要としませんので光飽和点も下がり必然的にエネルギーの生産量も下がります。

そうなると光合成によって生じる酸素の量も少なくなりますので沢山の気泡を上げるようなことがないのです。

逆に成長の早い水草は光飽和点も高い為に光が強くなればなるほど光合成は活発になり、大量のエネルギーとともに酸素を作り出しますので気泡が沢山上がるようになるのです。

この事から考えると水槽の中に色々な種類の水草を植えてある場合には一番成長が早く光合成を活発に行う水草に焦点を合わせて光の量を調整する必要があることがわかります。

図中の黄色の丸部分位の光の強さでは枯れはしませんが、水草の成長は緩やかになり場合によっては色合いも冴えないものとなってしまいます。

光飽和点光を強め、オレンジ色の部分になると元気に成長し、鮮やかな色合いとなり、水草本来の素晴らしい姿を見ることができるのです。

赤系水草などが赤みを増すのもこの光飽和点を過ぎた辺りから過剰な光を遮る為に赤みを増していくと言われています。

如何でしょうか?水草にとってどれだけ光の明るさが大切なことかご理解頂けましたでしょうか?

この事を踏まえて今一度、水槽の照明を見直して見ましょう。

「以前は元気に育っていたのに最近なんだか育ちが悪い・・・」なんて時にはもしかしたら照明の照度が落ちているのかもしれません。

蛍光灯などは特に見た目にはわかりづらいですが、徐々に明るさが落ちていきますので定期的な交換が必要となってきます。

「そうでは無く初めから一部の水草だけ育たないで枯れてしまう・・・」なんて時には今の照明器具では明るさが不十分なのかもしれません。

そんな時は照明器具の再検討をしてみましょう。

照明選びとなると最近では各社から様々な照明器具が販売されており迷ってしまうところでもありますが、基本的には新しい機種の方が水草育成に優れた品質を兼ねそろえていると思っていただいて間違いありません。

それぞれの機種にはっきりとした特徴づけがされており、用途に応じて使い分けることによりベストな照明環境を得ることができます。


蛍光灯最高峰の明るさ テクニカインバーターライト

テクニカハイエンド蛍光灯の名に恥じない、圧倒的な光量を持つテクニカ インバーターライト。一般的なレイアウト水槽であれば、1台でも十分通用します。

夏場の水温対策や日々のメンテナンスを考えると水槽の約半分を開放した状態で使えるメリットもあり水草水槽用のライトとしてはベストな1台と言えます。


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このほかにも年々新しい商品が開発されて今以上に良いものも増えてきています。色々な商品を見比べてみることで価格、仕様等自分に合ったものが見つかるはずです。



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