サイアミーズフライングフォックスの混泳 エビ・メダカ・金魚は大丈夫?

サイアミーズフライングフォックスの混泳 エビ・メダカ・金魚は大丈夫?

水草水槽.com

サイアミーズフライングフォックスの混泳 エビ・メダカ・金魚は大丈夫?

水草水槽.com>>水草のトラブルQ&A>>サイアミーズフライングフォックスの混泳 エビ・メダカ・金魚は大丈夫?

サイアミーズサイアミーズフライングフォックスと言えば水槽のコケを掃除してくれるコケ取り生体。

そのサイアミーズフライングフォックスは熱帯魚水槽でしか飼育・混泳はできないのか?

金魚やメダカ、エビなどとの混泳は可能なのか?

それら熱帯魚以外の生体とサイアミーズフライングフォックスとの混泳についてご紹介いたします。



サイアミーズフライングフォックスの混泳

サイアミーズフライングフォックスはコケを主食とする草食性の強い熱帯魚ですので、仲間同士(サイアミーズ同士)の混泳は全く問題ありません。

同種同士争うようなことはなく、群れを成して泳いでいることも多々あります。

サイアミーズ同士の混泳で気をつけたいことと言えば、餌の確保くらいでしょう。

小さな水槽や水草などが少ない水槽にサイアミーズをたくさん飼育してしまうと主食となるコケが不足してしまうことがあります。

よって水槽サイズとサイアミーズの数を意識しながら、初めのうちは少ない数で飼育するようにしましょう。

次にサイアミーズと他種生体との混泳についてそれぞれの注意点やメリット・デメリットをご紹介いたします。

サイアミーズとエビ類との混泳

サイアミーズとエビ類との混泳は水草水槽などではごく普通に見られる光景です。

エビの仲間の中でも海水や吃水に生息するエビとなると話は別ですが、淡水に生息するヌマエビであれば、ほぼ問題なく混泳させることが可能です。

特にミナミヌマエビやヤマトヌマエビとの混泳はお互いに好むコケに違いがあるので、水槽内の様々なコケ対策として有効です。

サイアミーズとエビ類との混泳では特に注意点と言うものもなく、メリットの方が多いものです。

サイアミーズとメダカとの混泳

サイアミーズとメダカとの混泳も可能ですが、ここで気をつけたいのが、屋外飼育では混泳は不可能ということです。

性格的な相性だけを見ればどちらも温和な魚ですので混泳は可能です。

しかし、適正水温や飼育環境となるとそこに違いが生じます。

日本メダカは水面が凍るような季節でも屋外で越冬することができますが、サイアミーズフライングフォックスはそうはいきません。

サイアミーズフライングフォックスの生息地はタイやマレーシアなど東南アジアの広い地域に分布しています。

それらの地域は日本より遥か南、赤道直下からその付近となるため、一年中気温は安定しており、最低気温が20℃を下回ることがほとんどありません。

そんな環境に生息しているサイアミーズフライングフォックスですので、やはり飼育に適した水温も20℃以上を保てるようにしたいものです。

そのような環境で生息しているサイアミーズを日本で屋外飼育すればどうなるかは容易に想像ができるはずです。

よってメダカとの混泳を考えるのであれば室内飼育でヒーターを使用し、水温を管理できる環境を整えることが必要です。

サイアミーズと金魚との混泳

さて、一番厄介なのがこの金魚との混泳です。

金魚とサイアミーズとの混泳は、メダカの時と同様に水温や飼育環境はサイアミーズの好む環境に合わせなければなりません。

そのことを前提に幾つかの問題点についても考えていきましょう。

まず、一つ目が金魚という一つの大きなくくりの中にも様々な種類の金魚がおり、それぞれに性格も異なります。

出目金やピンポンパールのようにずんぐりむっくりした体型で泳ぎがあまり得意ではないタイプや和金やコメットのように忙しく泳ぎ回る種類のものもいます。

どちらかといえばサイアミーズも忙しく泳ぎ回る種の魚なので出目金などとの混泳はストレスを与える要因となるので避けたいところです。

さらに金魚との混泳には食性の違いも影響してきます。

サイアミーズは水草や流木に生えたコケを好むのに対して、金魚は水草そのものを食べてしまいます。

よってサイアミーズの好む環境を作ろうと水草を多めに入れても金魚によって食い荒らされてしまうこともあります。

さらにサイアミーズ、金魚ともに長生きですのでどちらも10cmを超える大きさになることもあります。

そのような場合、どちらかが大きすぎたり、小さすぎたりするのも混泳には適さない条件となってしまいます。

よってこのような条件を踏まえて考えると金魚とサイアミーズとの混泳はお互いに小さい時には可能なこともあるという程度に考えておいてください。

基本的には、あまりお勧めできない不向きな組み合わせと言えます。

サイアミーズフライングフォックスの混泳に限らず

最後にサイアミーズフライングフォックスの混泳に限ったことではないのですが、アクアリウムにおける混泳に対する考え方についてもまとめておきます。

混泳とは様々な生き物を同じ環境で育てることです。

生き物である以上、絶対大丈夫ということはありません。

同じ種の生体でも個体差によって気性の荒い者もいれば大人しいものもいます。

よってここで紹介している情報はあくまでもそれぞれの種の相性として捉えてください。

個体差によっては混泳可能な種同士でも問題が生じることもありますし、環境が左右することもあります。

例を挙げれば、小さな水槽では喧嘩やイジメが起こることがあっても、大きな水槽で流木や隠れ家となる水草などを沢山入れたレイアウトにすることにより問題なく育てることができることもあります。

そのようなことを肝に銘じ、毎日しっかり観察し、何か異変を感じたらすぐに対応できる環境を整えておきましょう。

また、多くの生体を飼育すれば必然的に水槽の水質は悪化しやすくなるものですので、混泳に対しても適正数は必ず守るようにしましょう。

ただ、「沢山の種類の熱帯魚を飼いたい」

そんな飼育者の都合や想いを優先するのではなく、水槽環境(水質)を維持できる飼育を優先し、長期的にアクアリウムを楽しむようにしましょう。

それが綺麗な水槽を維持するコツです。


サイアミーズフライングフォックス

Amazonで購入
楽天市場で購入
Yahooショッピングで購入




関連記事

  • サイアミーズの習性と悩み
  • サイアミーズフライングフォックスと言えばハケ状苔や緑色の糸状苔などさまざまな苔をついばむように食べてくれる生物兵器としてアクア>>続きを読む


  • どっちがお勧め⁈オトシンクルスとサイアミーズフライングフォックス
  • どっちがお勧めシリーズ前回はヤマトヌマエビとミナミヌマエビについてご紹介しましたが、今回の第二弾はオトシンクルスとサイアミーズ>>続きを読む


  • オトシンクルス飼育で寿命を左右する水合わせ・餌・水温・混泳
  • オトシンクルスの寿命は水槽飼育下で3年と言われています。その寿命を全う出来ずに短命で終わってしまう場合には、もしかしたらオトシ>>続きを読む


    お勧め記事



    PR 苔育成 | 熱帯魚 | 海水魚 | 金魚 | メダカ | ガーデニング |

    PR

    よく読まれている記事

  • 画像で判別!水草水槽のコケ対策 コケの種類と原因・対策

    水草水槽でアクアリストが必ずと言ってよいほど悩まされる問題、それがコケの発生による原因探しと>>続きを読む


  • どっちがお勧め?!ヤマトヌマエビとミナミヌマエビ徹底比較

    ヤマトヌマエビとミナミヌマエビと言えば既に多くの方々に知られているように水槽内のコケを食べ>>続きを読む


  • 水槽内に小さな貝が発生(スネール)

    スネールとはカタツムリまたは巻貝を表す英単語snailの意味でアクアリウムにおいては水槽内に意図>>続きを読む


  • 水草が枯れる理由と対策

    庭に咲く草木であれば枯れた原因は以外とわかりやすいもので明らかに萎れていれば水やりを忘れてし>>続きを読む


  • ヘアーグラスの育て方

    ヘアーグラスは和名をマツバイといい、日本でも水田、水路、河川などに生育している水草で環境適応>>続きを読む


  • 茶苔発生のメカニズムと対策

    アクアリウムにおける茶苔の発生原因と言うと多くの方が生物濾過が立ち上がっていない、水ができて>>続きを読む


  • 二酸化炭素(CO2)添加なしで水草を育てる方法
  • ネイチャーアクアリウムがブームとなった現在では水草を育てる為に二酸化炭素(CO2)の強制>>続きを読む


  • 水草水槽で忘れがちな酸素!エアレーションの重要性
  • アクアリウムには酸素・エアレーションが大切な事は多くの人に知られている事ですが何故か水草水槽>>続きを読む


  • ウィローモスと南米ウィローモスの育て方と活着のコツ
  • ウィローモスと南米ウィローモスを流木に活着させて綺麗な流木レイアウトを作る為のウィローモスの>>続きを読む


  • パールグラスの育て方

    パールグラスは明るいライトグリーンの色合いで小さな葉を密生させることから水草水槽のレイアウト>>続きを読む


  • グロッソスティグマのトラブル対策と攻略術

    グロッソスティグマと言えば小型水槽の主役や前景水草の代表として非常に人気の高い水草で特に前景>>続きを読む


  • サイアミーズの習性と悩み

    サイアミーズフライングフォックスと言えばハケ状苔や緑色の糸状苔などさまざまな苔をついばむ>>続きを読む


  • リシアの育て方
  • リシアは水槽に緑の絨毯を敷き詰めたようなレイアウトを作り上げることができます。その水草絨毯に>>続きを読む


    水草育成の基礎

  • 水草に必要な光量
  • 光合成を活発にする波長
  • 水草水槽に逆効果の光
  • 水草に必要な二酸化炭素
  • 水草と二酸化炭素のバランス
  • 水草に必要な栄養
  • 水草に必要な肥料成分のバランス
  • 水草の水上葉と水中葉
  • 水草を育てる準備

  • 初心者は60cm水槽を用意
  • 水槽内での底砂の役割
  • 水草育成を成功させるろ過フィルター
  • 水草育成の水温管理
  • 水槽設置に最適な場所とは
  • 水道水のカルキ抜きとは
  • 水槽に入れる水草の選び方と植え方
  • 水草・水質を考える

  • 水草・水質を考える
  • 水質管理のpH(ペーハー)とは
  • 水槽内の水質が悪化する理由
  • 水草に影響する硬度とは
  • 水草の調子とろ過バクテリアの関係
  • 水草の調子と掃除のタイミング
  • アクアソイル・アマゾニアの水質変化
  • アンモニアとアンモニウムイオン関係
  • 藻類・苔対策

  • 茶色のノリ状のコケ対策 珪藻
  • べっとり緑色のコケ対策 藍藻
  • 黒い髭状・ハケ状のコケ対策
  • スポット状のガラスに付くコケ対策
  • 明るい緑色の糸状のコケ対策
  • コケに対する生物兵器
  • 水槽内に小さな貝が発生(スネール)
  • サイアミーズの習性と悩み
  • 水槽立上げ初期のトラブル対策

  • 水換えとバクテリアのダメージ
  • 水換えの最適な周期と量とは
  • 水換え時の効果的な排水の仕方とは
  • アクアリウムに水道水は厳禁
  • 正しいフィルター掃除の仕方
  • 液肥と餌の量で水質は変わる
  • ガラス面に苔がついている