パールグラスの種類と特徴 育てやすさやレイアウトの違い

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水草水槽内で育成できる(販売されている)パールグラスの仲間には大きく分けて5種類があります。

その5種とはノーマルパールグラス、ニューパールグラス、ラージパールグラス、ニューラージパールグラス、キューバパールグラスです。

それぞれのパールグラスの特徴や育てやすさ、レイアウトでの使用方法などを比較してみましたので、今後の水草育成の参考にしてみてください。



ノーマルパールグラスの特徴とレイアウト

水草ノーマルパールグラスはパールグラスの中でも一番古くから水槽レイアウトに用いられてきたパールグラスです。

葉は先端が尖り、外側に軽くカーブしているのが特徴です。さらに一つの節目から四方に葉を出すのでボリューム感を出しやすいパールグラスです。

レイアウトに関しては、ボリュームが出やすく、背丈が高くなるので中景から後景向きの水草です。

ソイル系底床でも大磯砂などの砂利系底床でも育成は可能ですが、真新しいソイルの場合には多少生長が鈍ることがあります。

その理由は、ほかの水草に比べて適度な硬度を好むためです。

その点、砂利系底床は適度な硬度を確保できるので育てやすくなります。

ただ、砂利系底床にはソイルに備わっている栄養分がないのでしっかり底床肥料を与えることが大切です。

ニューパールグラスの特徴とレイアウト

水草ニューパールグラスはノーマルパールグラスと似たような葉をしていますが、一つの節目から葉を2枚しか出さないため、ボリューム感には欠けます。

性質もノーマルパールグラスとは若干違い、匍匐性を持ち合わせているので水槽側面からの光などに反応しやすく、あちこちに伸びる事もあります。

その特徴を自然観ととるか、管理しにくいととるかは人それぞれでしょう。

私的感覚になってしまいますが、こちらのニューパールグラスの方がノーマルパールグラスより丈夫で生長が早く、明るいイメージを持つ水草です。

レイアウトでは中景に配置するのが一番ニューパールグラスの魅力を引き出せるレイアウトでしょう。

ラージパールグラスの特徴とレイアウト

水草ラージパールグラスはノーマルパールグラスの葉を丸くしたようなパールグラスです。

小さく丸い葉は水槽内に可愛らしい印象を作り上げます。

葉、茎ともに非常にか弱い印象が強い水草ですので購入後の扱いには細心の注意が必要です。

葉や茎にダメージを受けるとそこから痛み出して腐ってしまうこともあります。

ノーマルパールグラスと同じように真っ直ぐ上に伸びていく特徴があり、しっかり根付くと急激に生長を始めます。

逆に植え替えや差し戻しなどで環境が変わると少しの間、生長を止めてしまうこともあります。

ニューラージパールグラスの特徴とレイアウト

水草ニューラージパールグラスはラージパールグラスを少々小ぶりにして匍匐性を強めたような水草です。

ラージパールグラスの明るく可愛らしい葉を水槽前面に敷き詰めたようなレイアウトを作ることができるため非常に人気の高い水草でもあります。

キューバパールグラスの特徴とレイアウト

水草ニューラージパールグラスよりもさらに小さな葉を展開しながら、地面を這うように伸びていくのがキューバパールグラスの特徴です。

パールグラスの中で一番小さな種類ですので小型水槽などにも向いていますが、育成に対してはちょっと気難しいところもあります。

そんな少々育成難易度が高い水草の方が上手く育った時の喜びは大きいものでもありますのでチャンスがあったら挑戦されてみてはいかがでしょうか。

特に注意したい点は光量、二酸化炭素、硬度でしょう。

また、植え込み当初の世話も手間がかかる場合があり、ソイルを使用する場合には通常のソイルの上に目の細かいパウダータイプを併用して、しっかり根がはれるようにしてあげないとすぐに浮いてきてしまいます。


また、根付くまでは生長が止まってしまうことも多々あり、コケに見舞われることもあります。

コケに見舞われやすいからといってミナミヌマエビなどのエビ類を投入すると、今度はエビ類がツマツマしてキューバパールグラスを抜いてしまう。

そんなことにもなりかねませんのでキューバパールグラスがしっかり根付き生長を始めるまではコケの原因となりやすい液肥の添加は控えるようにしましょう。

まとめ

パールグラスの仲間全体に言えることは、適度な硬度と光量を確保してあげながら二酸化炭素を添加してあげればそんなに育成は難しくありません。

コケに対しては、底床周辺に汚れが溜まりやすくコケが生えやすいので定期的に底床周辺の掃除をしながら水質を保ち、コケ取り生体の力を借りながら管理します。


そうすれば沢山の気泡をつけた綺麗な姿を見ることができるはずです。

パールグラス全種類水槽というのも面白いレイアウトかもしれませんね。




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