水草を上手に育てるコツ

水上葉が枯れる水上葉から水中葉への変化・水草の水中化

2019年11月18日

水上葉が枯れる⁉︎水上葉から水中葉への変化・水草の水中化

水草の水上葉

水草の中には環境の変化によって水上葉から水中葉へ変化するものと水中葉から水上葉に変化するものがあります。

その変化は水上育成から水槽育成に変わるか、水槽育成から水上育成に変わるかの違いですので、その時の注意点や管理方法もそれぞれに変わってきます。

今回は水上葉から水中葉への変化、いわゆる「水草の水中化」に焦点を絞りご紹介いたします。

 

水上葉から水中葉へ

水槽(水中)で水草を育成するにはもともと水中葉のものを購入するか、水上葉を水中葉へと変えていかなければなりません。

その水上葉から水中葉へと変化させていく作業が水草の水中化と言われるものです。

水草の水中化と言ってもそんなに難しいことを行うわけではなく、水上葉を水槽内に植えることでその水槽の環境に合わせた水中葉が徐々に展開し始めます。

そのスピードは水草の種類や水槽の環境によって大きく違って来ますので焦らずに見守ってあげましょう。

ただ、上手に水中葉を出させるコツのようなものはありますのでその点についてご紹介いたします。

水上葉の水中化

水上葉をスムーズに水中化する為にやっておきたいことをいくつかあげておきます。

まずは植え込み前の水草の状態管理です。

水草は水中に入るとその環境に慣れるまでの間は自分の中に蓄えたエネルギーを使用して新しい葉を展開します。

よって元々の水上葉に体力がなければ新しい葉を展開する前に力尽きてしまうのです。

そのため植え込む前に必ず水草の状態管理を行います。

茎は潰れていないか、黒ずんでいないか、葉は傷んでいないか、根は溶けていないかなど。

もし、上記のような症状が少しでも見られたら、その水草は上手く水中葉を出すことができません。

対処方法としては部分的問題ならカットして元気な部分だけ植え込むようにします。

痛みが多く、全体的に広がっていたり、葉のほとんどが傷んでいるようなときには水上育成で様子を見て、新しい元気な芽が成長してからその部分を水槽に植え込むようにします。

先にも述べましたが、水中で水中葉を展開する為にはかなりのエネルギーを使いますので、弱っている水草では良い結果は望めません。

よって時間がかかっても状態の良い元気な水上葉を使うようにしましょう。

また、小さすぎる水草も体力不足で育ちにくいこともあります。

小さすぎる水草とは品種的に小さい水草のことではなく、もともと大きく成長する水草をカットして小さくしてしまったものを指します。

有茎系水草であれば、2節くらいの長さのものより5、6節くらいの長さのものの方がやはり成長は良い時が多いものです。

水上葉が枯れる

水上葉は遅かれ早かれ水中では枯れます。ただそのタイミングの違いにより水中化の成功と失敗に大きな差が出てくるのです。

水中葉が元気に育ち、水上葉が徐々に枯れていくようなときには水上葉のトリミングを行います。

水上葉は枯れると水質の悪化やコケの発生要因となってしまうのでタイミングを見計らってトリミングを行うようにします。

水中葉が全然出てこないのに葉が枯れ始めた・・・。

水上葉から水中葉にスムーズに移行出来れば一安心ですが、稀に新しい葉がなかなか出ないまま水上葉が枯れてしまうことがあります。

これは明らかにその環境に水草が適応できていない証拠です。

水質が悪いのか、水温が低いのか、光量が足りないのかなど水草が枯れてしまう要因は色々あります。

水中で水上葉が上手く育たないときは「水草が枯れる・溶ける・茶色くなる原因と対策・復活方法」をご覧ください。

 

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水上葉のレイアウト

水上葉のレイアウトのコツは水中葉のことを考えることです。

ご存知の通り水草の中には水上葉と水中葉でかなり姿形を変える種があります。

水上葉は緑色なのに水中葉になると赤くなるニードルリーフやロタラインディカなどのように。

ご自身が育てようとしている水草が前景草なのか後景草なのか、どのような形なのか、どのような色合いになるのか、成長速度はどのくらいなのかなどを考慮してレイアウトを組むと後々の植替えなどの手間が少なくて済みます。

また、水上葉は水槽内で必ず枯れるということを前提にレイアウトを組み、枯れた水上葉が景観を崩さないような配置もレイアウト要素の一つかもしれません。

背の高くなる有茎系水草の前には流木を配置したり、背の低い水草を配置したりして下の方が見えないようにするのもレイアウトテクニックの一つです。

もう一つのコツは色々な形や色の水草を数種類まとめて植えることで初心者でも意外と簡単に見栄えのするレイアウトを作り上げることができます。

逆にあまりお勧めできないレイアウトは同じような形や色の水草ばかり使用したり、同じ種類の水草をあちこちに数本ずつ植えるなどはレイアウトがまとまりにくくなります。

さらに前景には背の低い前景向き水草、中景や後景には背の高くなる水草など水草ごとの性質を理解してレイアウトに奥行きを作り上げると水槽内が広々とし、奥行きのあるレイアウトを作ることができます。

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今回は水上葉から水中葉への変化についてご紹介しました。皆様のアクアリウムライフの参考にしていただけると幸いです。

 

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