トップレベルの育成難易度 レースプラントの育て方と増やし方

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トップレベルの育成難易度 レースプラントの育て方と増やし方

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レースプラント葉が透けてレースのように見えることから名付けられたレースプラント。その独特な風貌からテレビや雑誌などのメディアでとりあげられることもしばしば。

そんな理由から興味本位と安易な気持ちでレースプラントの育成を始めてしまう人も多いようですが、レースプラントを購入する前にレースプラントの育て方や増やし方などをしっかり理解しておきましょう。

レースプラントの育て方

レースプラントの育て方をご紹介する前にまず、これだけは言わせてください。

水草育成初心者にはレースプラントを長期にわたり育てることはほぼ不可能と思って頂いて差し支えないでしょう。

レースプラントは長年水草育成に携わっているアクアリストでさえも手を焼く程の高難易度育成レベルの水草なのです。

独特な風貌にも負けず劣らずの独特な生育環境で自生していることもあり、今人気の南米産水草などと同じように育てようと思うと大抵失敗してしまいます。

実際にレースプラントが自生している国に見に行ったわけではなく、色々と調べた情報をまとめた結果となってしまうのですが、レースプラントは下記のような環境で生息しています。

レースプラントを知ること、そして生息環境を知ることがレースプラントを上手く育てるコツになることは間違いありません。

レースプラントとは

レースプラントと呼ばれるものには見た目の違いから3タイプあり、葉が広く網目が不規則に並ぶアポノゲトン・ヘンケリアヌス、葉が細く網目が規則的なアポノゲトン・ヴェルニエリアヌス、網目が規則的だが目が粗いアポノゲトン・フェネストラリスがあります。

ただ、この3種は地域変異個体であり、学術的には同じ種類とされアポノゲトン・マダガスカリエンシスとされています。

なんだか難しい名前を羅列してしまいましたが、伝えたいことはレースプラントがマダガスカルの固有種水草であるということです。

マダガスカル共和国、通称マダガスカルは、アフリカ大陸の南東海岸部から沖へ約400キロメートル離れた西インド洋に浮かぶマダガスカル島及び周辺の島々からなる島国です。

島国ゆえに固有種が独自の進化を遂げたのでしょう。

レースプラントの生息するマダガスカルは雨季と乾季の降水量の差が激しく、雨季のみに現れる沼や湖の浅い場所などにレースプラントは生息しています。

そのような場所で葉を広げ、水上に淡い紫色の花を咲かせます。

花が終わると休眠状態に入るため、球根(塊茎)に栄養を溜め込み、葉を落とします。

このように頻繁に休眠期に入ることで、環境の変化が激しいマダガスカルで生き抜く術を身につけたのかもしれません。

レースプラント育成

レースプラントの生育環境をある程度理解出来たので本題の育成環境について話を進めていきましょう。

まず、水温は20℃〜24℃くらいが理想で一般的な水草水槽よりも若干低めの温度設定となります。

照明は必ず設置したいところですが、強い光は必要なく、一般的な水草が育つくらいの光量が確保できれば問題ありません。

蛍光灯で言えば40W程度でいいでしょう。

肥料の要求量は多く、特に根からの吸収が旺盛なため液肥よりも底床に埋め込むタイプの肥料を与えると元気に育ちます。

また、大磯砂のような砂利よりもソイルを底床に使用したほうが腐植酸の効果により根張りが良くなる傾向にあります。

水質は新しい水を好みますが、強い水流の物理濾過は嫌うので、濾過装置には頼らずこまめな水替えにて水質を保つようにします。

レースプラントはどんなにいい環境で育てても定期的に休眠期に入る水草であることは肝に命じておきましょう。

休眠期に入り葉を落とした状態でも時間の経過とともにまた新しい葉を展開します。

ただ、この時にどのような環境を維持してあげるのが正しいのか、環境の変化をつけてあげることが正しいのかはまだまだ不明な点が多い水草でもあります。

この期間をうまく乗り越えて新しい葉を展開させながら成長させていけるようになればレースプラントの育成は成功したとも言えるでしょう。

レースプラントの増やし方

レースプラントは球根(塊茎)の株分けによって増えるため、差し戻しなどによって簡単に増やせる水草とは違い、増やすのに時間を要します。

よってファームなどで簡単に増やしたものが出回るようなことは少なく、現地採取のものが稀に出回る程度です。

レースプラントのレイアウト

レースプラントは大きくなると60cm以上になることもありますので水草水槽のセンタープラントや単独育成に向いている水草です。

一度植えたら植え替えを嫌いますのでレイアウトの際には将来性を見越したレイアウトづくりが必要となってきます。

こんな感じでレースプラントについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

育てるのが難しそうだからやめておこうと思った人もいれば、難しいからこそ挑戦のし甲斐があると感じた人もいるかもしれません。

水草の中でも特に異質な存在でもあるレースプラント。遅かれ早かれ一度は育成してみたい水草であることは間違いないでしょう。



関連サイト
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