金魚と水草を一緒に育てるための考え方と知識

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金魚と水草の相性

金魚と水草

金魚と水草の相性を考える前に金魚鉢や金魚水槽になぜ水草をいれるのでしょうか?この質問の答えによって金魚と水草の相性の答えも変わってきてしまいます。

水草は金魚の餌として考えており金魚が好む水草を入れてあげたいのか。それとも水草を元気に育てたく、できれば金魚に食べられない水草を選びたいのか。この考え方ひとつをとっても選ぶ水草も変わってきてしまします。


金魚はもともと中国原産のフナであるヂイが原種となり突然変異や品種改良によって生まれたものですのでフナの生活環境を見てもわかるように水草が茂る環境で生活しているので水草と金魚が同じ環境下で生活することは全く問題ありません。

ただそのような環境下でフナは水草を食べているのも事実ですのでやはり金魚も同じように植物性のものを食べる習性は残っています。また小型熱帯魚などに比べても金魚は大食漢ですので水槽内や金魚鉢に入れた水草は食べられてしまうことになります。

金魚藻の考え方と水草の効果

カボンバ

金魚とともに育成される水草は古来より金魚藻と言われなじみ深いものになっていますが金魚藻とは金魚水槽に適した水草の総称でありカボンバやアナカリス、マツモ、クロモなどを指します。

これらの水草は日本の飼育環境にも適応できる順応性を持ち合わせた水草で環境適応能力が高く丈夫なことから金魚の水槽などに入れられるようになりました。

赤や黒の金魚に加え、水草の鮮やかな緑はどことなく涼しげで夏の風物詩として人気がありますが実は見た目の涼しさや癒し効果以外にも水草には素晴らしい効果があるのです。

その効果とは光合成を行い水中に新鮮な空気を送り込むことと水質浄化能力を持ち合わせていることです。湖や沼、河川などでも水草が茂る場所では水質浄化作用が高く水の透明度が上がるとされています。しかし金魚鉢や水槽内では限られた閉鎖的空間の中で生態の占める割合が大きすぎるために水草本来の力を発揮しきれていないのも事実なのです。

よって最近注目を浴びているアクアリウムスタイルがネイチャーアクアリウムと言われるもので水槽内の生態系バランスを考え水草本来の能力を最大限に発揮できるような環境を整えて水槽内に自然の環境を作り上げることで結果的に熱帯魚なども元気に育つと言うものです。

このように水草を元気に育て能力を最大限に発揮させることで結果的に生態を元気に育てることができるのですが金魚鉢や小型水槽などで簡易的に金魚を飼育している環境では水草の効果を利用するのは難しいかもしれません。よって金魚鉢や金魚水槽では水草は一時的な観賞用と金魚の餌としてとらえる考え方が多いのかもしれません。


金魚の餌にオススメ食べられる水草

金魚の餌に向いている水草は葉が細く繊細なものが多く、金魚藻としても有名なカボンバ、マツモ、クロモ、アンブリアなどになります。逆に言えばこのような繊細な水草は金魚と一緒に入れると食べられてしまうことが多い水草と言うことになります。

レイアウト重視の金魚に食べられにくい水草

金魚の食害にあいにくくレイアウトとして用いることのできる水草は葉が固めで厚みのあるものがお勧めです。アヌビアスやアマゾンソードなどは丈夫な上に葉に厚みがあるため金魚にも食べられにくい水草と言えるでしょう。ただ生長スピードが遅いものは苔が生えやすくなりますので金魚がその苔をついばむような場合はあるでしょう。

レイアウト重視で水草を植える場合には金魚が泳ぐ遊泳スペースを考えてレイアウトするようにしましょう。あまり前景に水草を植えすぎると金魚の遊泳スペースが確保できず金魚は奥のほうに隠れるようになってしまい、結果金魚がおもうように観賞できなくなってしまうことになりかねませんので金魚をうまく手前で泳がせるような遊泳スペースを考えたレイアウトが必要になってきます。


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