自然な感じの水草水槽レイアウトを作る三大要素・初心者でもすぐできるレイアウトのコツ

自然な感じの水草水槽レイアウトを作る三大要素・初心者でもすぐできるレイアウトのコツ

自然な感じの水草水槽レイアウトを作る三大要素・初心者でもすぐできるレイアウトのコツ

水草レイアウト
水草レイアウト

見様見真似で初めてみた水草水槽レイアウト。やってみると意外とこれが難しいもので、ネットやショップなどで見かけるような自然観溢れる水景とはほど遠い。

なぜ、自分の水草レイアウトはしっくり来ないんだろう?こんな想いを抱いている方は、もしかしたら自然観ある水草レイアウトを作る為の要素をイメージ出来ていないだけなのかもしれません。

水草レイアウトは構図を考えることから始まる

私が水草レイアウトを考える際に頭の中で思い浮かべる構図に必要な要素。それが混雑・無秩序・自然観です。

「混雑」この言葉に皆さんはどのようなイメージを持たれるでしょう。混み合っている、ごちゃごちゃしているなど混雑さにはあまりよいイメージはないかもしれません。

辞書で混雑について調べてみると「たくさんの人が集まって込み合うこと」とあります。確かにこの意味からはあまりよいイメージは湧きません。しかし混雑には他にも意味があり、「物事が無秩序に入りまじること」という表現もあるのです。

まさしく自然の中ではこの無秩序に入り混じる混雑さこそが自然観を作り上げている要素でもあるのです。生物多様性が豊かであるほど自然豊かな森、大自然などと言われるように自然界においては多種多様な生物が共存して、その空間を作り上げています。

水草レイアウトのイメージ
水草レイアウトのイメージ

花壇のように手入れが施され、花々が整った形で並べられている姿を綺麗と感じることもありますが、水槽内に自然の水景を持ち込んだようなネイチャーアクアリウムではあまりにも整い過ぎたレイアウトはなんだか物足りなさを感じてしまうものでもあります。

水草レイアウト
水草レイアウト

水草レイアウトは無秩序な植栽と水草の生長から成り立つ

水草レイアウト
水草レイアウト

水草レイアウトでは自然の風景に見習い、ある程度無秩序な水草の配置が自然観を生み出してくれるのです。その為には水草植栽時に全てのレイアウトを作り上げてしまうのではなく、時間の経過とともに水草が成長し、自ら作り上げていくレイアウトを計算しておくことが必要となってきます。

また、水草が成長していくための空間を開けておくことこそが水草が生き生きと成長できる為に必要な要素でもあるのです。

多種多様な水草を混ぜる

自然の風景を思い浮かべてみてください。それぞれの植物はある程度纏まった場所に自生していることもありますが、基本的には他の植物と混ざり合い自由気ままに育っているはずです。

植物は鳥や動物、風や雨など様々な自然の力により種が運ばれ、運命のようにその地に芽吹き始めるはずです。

その後、日照条件や温度条件などにより淘汰される植物もあるでしょうが、過酷な環境を生き延びた植物たちにより自然の風景が作り上げられていきます。

その光景は人の力によって作られたものではなく自然の中で流れゆく時間の経過とともに変化し、作り上げられてゆくものではないでしょうか。だからこそ人はその光景に癒しや感動、壮大さなどを感じるのではないでしょうか。

水草水槽においてもその自然の力によって出来上がっていくレイアウトこそが魅力あるレイアウトと言えるのです。ただ、自然な感じ=適当ではありませんのでなんでもかんでも無秩序に植えればいいというものでもないのが水草レイアウトの難しさでもあります。

水草レイアウト
水草レイアウト

そしてそこに求められるものが構図なのです。レイアウトが完成した時の全体像をイメージしながら水槽内での流木や岩の配置や向き、前景後景を意識した奥行き作りなど限られた空間の中にどれだけ広大な自然の景色を表現できるかは構図にかかっていると言っても過言ではありません。

構図がしっかりと決まったら後は細部の水草に対しては無秩序に植栽していっても大丈夫でしょう。そしてここで必要な要素が混雑なのです。いくら無秩序に水草を植えていっても一種類の水草ではどうしても自然観に限界があります。

水草レイアウト
水草レイアウト

流木に活着する水草に対してもシダ植物のミクロソリウムがあり、コケ植物のウィローモスがあり、さらにはアヌビアスなどをワンポイントとして取り入れることもあるでしょう。それらが入り混じる事で自然観が表現されます。

前景には背丈の高くならないグロッソスティグマとリシアを混ぜるように植えたり、アクセントにヘアーグラスやエキノドルステネルスなどを使う方法もあります。

水草レイアウト
水草レイアウト

このように同じ環境に共存できる水草を数種類混ぜ合わせる事により水槽内に自然観が生まれてくるのです。そしてそこから年月を重ねる事によりさらに素晴らしい水草レイアウトへと成長していくのです。

私は几帳面な性格ではないので知らず知らずのうちに水草レイアウトのコツでもある混雑と無秩序さは身につけていましたが(性格の問題で適当に植栽してただけという言い方もできる)、皆さんの水草水槽ではこの混雑・無秩序・自然感は備わっているでしょうか?

もし現状のレイアウトになんだかしっくりこないで悩んでいる方などは混雑・無秩序・自然観の三大要素を意識しながら水草レイアウト作成をしてみては如何でしょうか。

そして今の構図を今一度見直してみましょう。どんなに無秩序や自然観にこだわったとしても全く構図を考えていないレイアウトはどこか違和感を覚えるものです。

背の低い前景向き水草が前景を構成し、流木や石などのオブジェクトが骨格を作り上げ、時には背丈の高い水草が後景を彩る。

そんなレイアウトをイメージしながら作り上げてみてください。

なかなかイメージがわかない人は色々な場所の自然を見て回ったり、沢山の水槽を見学してみることです。沢山の大自然や水槽を見ることで自分の作りたい水槽イメージが固まって来るはずです。

私も自然が好きでいろいろな山々や渓流などを見て回ったり、時には熱帯魚ショップを訪問したり、ネイチャーアクアリウムの展示会があると聞けば見学にいったりしています。

実際に目で見た風景や光景は必ずレイアウト作りの糧となるはずです。

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