つけっぱなしはダメ!水槽照明の点灯時間とコケ

つけっぱなしはダメ!水槽照明の点灯時間とコケ

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つけっぱなしはダメ!水槽照明の点灯時間とコケ

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水槽の照明水槽の照明はどのくらいの時間つけておくのが正解なのか?つけっぱなしは生体や水草に対して悪影響はあるのか?

そんな水槽に設置している照明の点灯時間について正しい管理方法をご紹介いたします。


水槽の照明をつけっぱなしにするリスク

まずは照明をつけっぱなしにするメリットとリスクから考えていきましょう。

長い時間水槽の中を見ていたいからつけっぱなしにしておきたい。

そんな思いは誰しも少なからずあるはずです。

ただ、照明を長時間つけっぱなしにするメリットは飼育者が長い間水槽を眺めていられることくらいであり、生体にとってはリスクの方が多いものなのです。

実は照明をつけっぱなしにすることにより、水槽内では生態系に悪影響を与えてしまっているのです。

アクアリウムにおいて照明は言わば太陽の役目をしているものであることを意識しなければなりません。

熱帯魚やメダカ、金魚やエビなどすべての生物は生きていく上で太陽の恩恵を受けています。

それは水草などの植物でも同じことが言えます。

そんな太陽が一日中出ていたらどうでしょう。

生体には昼行性や夜行性という概念があるように昼活動して夜になったら休む、逆に夜活動して明るくなったら休むなどの生活リズムがあります。

この生活リズムが機能しなくなり、体調を崩す、成長障害を起こすなど様々な問題を引き起こします。

よって水槽内では照明点灯時間は昼、消灯時間は夜という意識でしっかりした管理が必要となってくるのです。

また、長時間の照明点灯はコケの蔓延にも繋がり、ガラス面などに付着する緑色のコケなどは一日中照明をつけておくとすぐに生えてきてしまいます。

理想的な照明の点灯時間とコケ

照明のつけっぱなしが良くないことは理解して頂けたと思いますので、それではどのくらいの点灯時間が理想なのかについても触れていきましょう。

水槽に設置している照明の理想的な点灯時間は8時間から長くても12時間迄です。

この時間は自然界における太陽の出ている時間に近づけることが理想です。

冬は短く、夏になると長くなるという四季の特徴を受ける日本では季節により太陽の日照時間に違いがありますが、水槽内では一度設定したら一年中同じ時間で問題ありません。

8時間から12時間と差があるように思えますが、この範囲内でなら水草は問題なく育ちます。

長く設定すればそれだけ水草の成長は速くなりますが、トリミングなどの手間がかかることとコケなどが生えやすくなります。

逆に短く設定すると水草の成長は抑えられ、コケの発生も比較的抑えられますが、鑑賞できる時間が短くなるので少々寂しいかもしれません。

照明の点灯時間帯

照明の点灯時間が決まったら、次に出てくる疑問が照明の点灯時間帯でしょう。

朝7時につけて夜5時に消すのが一番理想のように感じますが、昼は仕事などで外出していることが多いので夕方帰ってきてから鑑賞したいなんて人も多いはずです。

そのような時には極端な話、点灯時間さえ守れば夕方5時からつけて朝3時消灯でも問題はありません。

ただ、水槽内にしっかり夜を作ってあげることは大事ですので照明を消している時間に外の明かりや部屋の明かりが差し込まないような置き場所の検討や対策が必要となってきます。

不規則な点灯は生体に悪影響

平日は規則正しい管理をしていて、週末など休みの日になったら長く眺めていたいから長時間の点灯をしたり、夜であるべき時間帯につけてしまったりすることはやめましょう。

不規則な照明の点灯はつけっぱなしと同じくらい生活のリズムを崩すもので水槽の環境を悪化させてしまう原因にもなりかねません。

プログラムタイマーで自動点灯

照明のつけっぱなしや不規則な点灯が良くないことは理解できても毎日規則正しい時間に照明の点灯や消灯をするのは意外と難しいものです。

前の日に夜更かしをして朝寝坊をしてしまったり、夕方から飲み会などで家にいなかったり、旅行などで外泊することもあるでしょう。

その度に生活のリズムを崩されては熱帯魚やエビ、水草などはたまったものではありません。

そのようなことがないように照明の管理にはプログラムタイマーなどを設置しておきましょう。

プログラムタイマーとは電源の入り切りを時間で設定できるもので、決まった時間になったら電源を入れる・切るなどを自動で行ってくれるものです。

照明の点灯、二酸化炭素の供給、酸素の供給などをプログラムタイマーで管理しておけば、毎日決まった時間に照明が付き、電磁弁により二酸化炭素が供給される仕組みを作ることが出来ます。




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