水草水槽長期維持のコツを教えてください。(水草管理とトリミング編)

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水草水槽長期維持のコツを教えてください。(水草管理とトリミング編)

水草水槽長期維持のコツを教えてください。水換え編の続きです。

水草水槽長期維持のコツの中で今回は水草の管理と枯れ葉の除去について説明いたします。水草が生長していく中で古い葉が枯れたり苔が付着したりといろいろな障害が発生します。これは水草育成の過程において絶対に起こるべく道ですので心しておいてください。しかしながらこの時の対処をしっかり行うか行わないかによってその後の水草の生長を大きく左右します。

水草管理の作業にトリミングと言う作業がありますがこのトリミングを行う目的には何種類かあります。トリミングもしっかりとした根拠のもとに行わないとただ切りたいから切るでは水草の生長障害になってしまいます。

トリミングの目的の一つ目は伸びすぎた水草のカットです。これは生長の早い水草によってその下にある水草が影になってしまい光不足になるのを防止するために行います。自然界の摂理では弱いものは生き残れずに環境に順応したものだけが生き残るものですが水槽内では人間のわがままによって自然界ではありえない環境での育成になってしまします。よって影になってしまうような弱い水草は人為的作業によって守ってあげなくてはなりません。

二つ目の目的が枯れ葉の除去です。水草が生長していくなかで古い葉は栄養を使いきり新芽を展開させ新しい葉を形成していきます。これは水草の中で起きる世代交代で有茎系の水草であれは下葉のほうからこの症状があらわれロゼット型であれば外側の葉がこのような状態になります。自然の中ではこのような葉はバクテリアに分解され新しい命の栄養になりますが水槽内ではバクテリアの働きが間に合わず水質悪化の原因になってしまいます。よって枯れてちぎれた葉や明らかに茶色くなっている葉はこまめに排除するようにしましょう。

この時に注意が必要なのが枯れ葉と苔のついた葉は違うということです。トリミングの目的の三つ目に苔の排除がありますが苔の排除は見た目に苔がついているからと言って全て切り取って捨ててしまうのは禁物です。苔の種類や発生状況によっては切り取らないほうがいい場合もあります。切ると言う行為は少なからず水草の生長を阻害しストレスを与えることになります。

例をあげると水面近くまで生長している水草に苔が付着したからといって綺麗な先端部分だけ残して切り取ってしまい、5cm程度にして差し戻したりすれば見た目は綺麗ですが明らかに生長速度は低下しますし水草の種類によってはいじけてしまうものもあります。

理由として根を切り取ってしまうことによる底砂からの栄養供給停止、葉の数が少なくなることによる水中からの栄養や光の吸収量の低下、背丈が低くなることによる光量の低下、切断によるストレス等さまざまな要因があります。

枯れた葉は生長にたいする働きはしないですが苔のついた葉は生長活動を行っているのです。人の目でみればどちらも汚いというひとくくりにまとめられますがまったく違うものということを理解してください。枯れ葉を除去するのは水草の為であり苔のついた葉を除去するのは人の都合です。苔の種類によっては水質の改善やエビの投入などによって改善できるものもあります。どうしても改善できない苔だけを最小限でトリミングするようにしてください。

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